ロシア語劇『田園の出来事』のみどころ

 2018年度ロシア語劇で演出を務めさせていただいています、立古譲治(りゅうご・じょうじ)と申します。今回は我がロシア語劇の今年の演目『田園の出来事』のあらすじと最近の練習について少し紹介させていただきます。
 
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 『田園の出来事』(1850)
 とある地方の貴族の家庭。今の夫婦生活に辟易するナターリア、そんな彼女に想いを寄せつつも行動に移せない同居人ラキーチン、ラキーチンの自分の妻にたいする想いに気付きながらも仕事一辺倒な夫のイスラーエフ。そんな状態の家庭へ、青年ベリャーエフが家庭教師としてやってくる。ナターリアはベリャーエフを気にいるが、それと同時に養女ヴェーラも彼に好意を抱くようになり・・・ 人間関係の複雑さを表現した悲喜劇。
 
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 この作品を我がロシア語劇団で今年は演じますが、演出として鑑賞する皆さんに意識してほしいことが二つあります。それは「勘違い」と「考えることしていることの相違」です。この二つを踏まえた上で今年の劇を見ていただくとより楽しめると思います。
 
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 さて、練習ですが役者の皆さんはほぼ毎日の練習に全力で臨んでいます。10月後半からは朝練もするようになり、勉学も忙しい中、必死で皆さんによりよい劇を演じようと役者の皆は頑張っています
 
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 裏方の方たちは私の無理な要望に応えながら舞台に必要な小道具の調達や制作、大道具の発注などをしています。有難い限りです。
 それではまたゲネプロか本番の日にお会いしましょう、ごきげんよう。