哈爾濱学院顕彰奨学金の授与式が行われました

5月28日に、2024年度哈爾濱(ハルビン)学院顕彰奨学金の授与式が行われました。式には学科の教員を始め、哈爾濱学院連絡所代表であり、ロシア語学科同窓会の会長でもある麻田恭一様や、外国語学部の学部長である木村護郎クリストフ先生も出席してくださいました。

今年度の受賞者は、孫拓未さん(4年生)、宮前舞さん(3年生)、仙石夏紀さん(3年生)の3名です。以下で、受給者3名からのコメントをお届けします。

孫拓未さん(4年生)

この度は、2024年度の哈爾濱学院顕彰奨学金に採択していただき、誠にありがとうございます。 受賞の連絡をいただいたとき、まさか私が奨学生になるとは思っていませんでした。私事にはなりますが、私の父親は中国の瀋陽出身です。そして母方の祖母はかつての満州で生まれました。哈爾濱と名のつく奨学金をいただけることに、不思議な縁を感じざるをえません。

私は現在、東スラヴ諸語を中心としたスラヴ諸語について研究しています。いただいた奨学金は、研究書の購入に当てたいと思っています。哈爾濱学院の諸先輩方の名に恥じぬよう、研究に邁進していく所存です。

宮前舞さん(3年生)

この度は哈爾濱学院顕彰奨学金を授与していただき、誠にありがとうございます。大変光栄に感じるとともに、身の引き締まる思いです。また貴重な学びの機会と素晴らしい先生方に恵まれたこの環境で、ロシア語をはじめとした様々な分野の学習に没頭できることに、改めて感謝申し上げます。

奨学金授与の連絡を受けた時は、驚くとともに入学前から憧れていたロシア語に没頭できることの幸せを再度実感いたしました。今年度からはもう一つ心待ちにしていたロシアバレエの研究が始まりました。研究活動はまだ序の口ですが、その楽しさに惹かれ、将来的にロシアバレエの研究活動に邁進することを視野に入れております。今後もロシア語能力の向上やロシアに関する様々な知識を深め、伝統ある哈爾濱学院顕彰奨学金の名に恥じぬよう、より一層精進してまいりたいと思います。

改めまして、哈爾濱学院顕彰基金関係者の皆様、ロシア語学科の先生方、この度は誠にありがとうございました。

仙石夏紀さん(3年生)

この度は哈爾濱学院顕彰奨学金に採用していただき、誠にありがとうございます。大学入学を機にゼロからロシア語を学び始めましたが、ロシア語学科の先生方が手厚く熱心に指導してくださったことでロシア語の魅力に惹かれ、今ではロシア語や言語学に関する研究を志すようになりました。このような恵まれた環境に身を置けることにとても感謝しています。

伝統のある哈爾濱学院顕彰奨学金に採用していただいたことは大変光栄であり、身の引き締まる思いです。これからも、本奨学金の受給者として恥ずかしくないよう、勉学に努めてまいります。