こんにちは。今年度からイスパに加わった内村俊太です。専門は歴史学で、スペイン史関連の授業を担当しています。他にも、イスパニア語講読の授業もしています。
イスパでは、イスパニア語能力の基礎がためが終わると、3年生以上の学生は専門ゼミを選択できます。僕が担当しているスペイン史ゼミでも、学生自身がそれぞれの関心に沿ったテーマで研究を進めています。ゼミは他の授業と異なり、学生自身がおもしろいと思ったテーマを掘り下げていくことが目標であり、各自の研究報告と、それについての学生同士（と僕）の議論を行っています。研究テーマは自由です。中世のイスラーム時代から1970年代の民主化まで、スペインから中南米まで、学生が興味を覚えたことをどんどん勉強しています。
歴史学にかぎらず、大学のゼミでは自主性が重要であり、僕もそれを大切にしたいです。そのためには、学生自身が自分で問題を発見し、それをコツコツと研究してくことが基本となり、僕はそのアドバイス役として手伝っていきたいと考えています。
16世紀のトレド（スペイン）。現在の街並みも、この頃とほとんど変わらない。
