概要
イスパニア語学科生の多くが、長期または短期でイスパニア語圏への留学を経験します。イスパニア語圏でイスパニア語に囲まれた生活を経験することは、言語運用能力の向上はもちろんのこと、文化的・社会的背景に直接触れることで、学習そのものへの動機が高まるという効果も期待できます。
留学制度についての詳しい情報は以下のリンクを参照してください。
・外国語学部サイト
https://dept.sophia.ac.jp/fs/international/
長期留学
大学が用意している長期留学の制度としては、「交換留学」および「一般留学」の2つがあり、現地で取得した単位を本学の卒業に必要な単位に換算することができるため、4年での卒業が可能です。イスパニア語圏の交換留学協定校は、現在、スペインに16大学、メキシコに9大学、アルゼンチン、チリ、コロンビア、ペルーにそれぞれ2大学、そして、グアテマラ、ウルグアイに各1大学があります。それぞれが各国を代表する教育機関で、さまざまな環境を選べるようになっています。また、イスパニア語圏以外に留学することも可能で、英語圏の大学に留学する学生が時折みられます。
ほかには、「休学留学」という形で、大学の休学制度を利用して海外で勉学を進めることもできます。
短期留学
大学が提供するイスパニア語圏への短期留学制度としては、現在、春期休暇期間中のバルセロナ自治大学(スペイン)での短期語学講座と、春期休暇期間中のデウスト大学(スペイン)、夏期休暇期間中の教皇立ハベリアナ大学(コロンビア)での短期研修が設けられています。バルセロナ自治大学の講座は、外国語科目としての開講のため、イスパニア語を専攻語として学習するイスパニア語学科生の場合は、参加しても単位を換算することはできませんが、デウスト大学および教皇立ハベリアナ大学の講座は学科科目の単位が付与されます。
その他、長期休暇を利用してイスパニア語圏の語学学校に個人で赴く学生も多くおり、イスパニア語学科で学習したことの意義を確認したり、イスパニア語学習の動機を新たにしたり、短期の滞在でも大きな成果を持って帰ってきているようです。