はじめにお伝えしなければならないことがあります。今年度は、新入生の数が多めで教室に入らないので、ドイツ語の授業をはじめるのは、現在、建設中のソフィアタワーが完成する来年からになります。
入学式のあとに行われた新一年次生の学科集会でこのように話したところ、えー?という表情が一斉に私に向けられました。もちろんこれは「4月馬鹿」(エープリルフール、ドイツ語でAprilscherz)。そのことが分かるやいなや、あぜんとした表情が笑顔に変わって、教室は笑い声につつまれました。
日本でも知られるようになりましたが、ドイツ(ヨーロッパ)では、何百年も前から、4月1日はおかしなことを言ってもよいという風習があります。新聞にも変な記事が載ったりします。
これから、まじめに、そして楽しく、ドイツ語およびドイツ語圏の社会や文化を学んでいきましょう!