2015年5月31日に開催された第3回外国語学部ドイツ語学科同窓会・新企画として、ヨーロッパ・ドイツ政治の専門家として活躍されている森井裕一東京大学大学院総合文化研究科教授(外独1989年卒業)による「ドイツとヨーロッパの最近の動向」という講演が行われました。「ベルリンの壁崩壊」から今年で25年になることを踏まえ、東西ドイツ統一によって変わらない部分、グローバル化する環境下での変化・変容するドイツの社会状況について、具体的な話題を織り交ぜながら、最近のヨーロッパ動向についても解説されました。最後に森井教授は「ドイツ語学科の学生さんは今後のドイツ情勢や周囲の状況をよく考えていただきたい」と締めくくられました。約30分という非常に限られた時間でしたが、充実した内容の講演でした。
(於:上智大学11号館519号室にて)