7月16日と7月19日、イリノイ州立大学シカゴ校の学生11名と教員2名(Professors Karen Su, Laura Fugikawa)を本学に招いて、石井ゼミの学生16名と北米研究の合同ゼミを行いました。
テーマは「歴史の記憶」と「東アジアの安全保障」です。あらかじめ共通文献を読み、準備を行った上で、日米両国における第二次世界大戦の記憶についてディスカッションを行いました。合同ゼミに先立ち、7月14日には一緒に靖国神社の御霊祭りに行き、親睦を図りました。ディスカッションを通して、双方ともに日米両国における第二次世界大戦の記憶の差異について新たな発見がありました。記憶の形成過程を議論した上で、果たしてその差を縮めることができるのか、意見を交わしました。本学の学生にとって「プチ留学」のような密度の濃い時間となりました。 (英語学科教授 石井紀子)