FGSでの学び
蘭 信三
- 氏名
- 蘭 信三
- ふりがな
- あららぎ しんぞう
- 職位
- 教授
- 専門
- 社会学(国際社会学・歴史社会学・戦争社会学)
- 略歴
- 京都大学大学院文学研究科博士課程中退、博士(文学・京都大学)、熊本大学・京都大学准教授を歴任。著書に『満州移民の歴史社会学』(行路社、1994年)、『中国残留日本人という経験 満洲と日本を問い続けて』(勉誠出版、2009年)、『帝国以後の人の移動 ポストコロニアリズムとグローバリズムの交錯点』(勉誠出版、2013年)、編著書に『日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学』(勉誠出版、2008年)、吉原和男・蘭ほか編『人の移動事典 日本からアジアへ・アジアから日本へ』(丸善出版、2013年)
- e-mail
- araragi@sophia.ac.jp
- 研究室・
オフィスアワー
- 2号館6階622号室・水曜日17:00~18:00 その他の時間は予約で可
- 学生諸君への
メッセージ
- 私は、グローバル化に伴い顕著となった移民、難民等の人の国際移動を研究対象としています。そのミクロな生活世界とマクロな社会変動やポスト・コロニアリズムや人権意識等々という社会規範や社会意識との連関を国際社会学的に考察しています。得意な領域としては、東アジア、具体的には旧満洲への農業移民、中国帰国者、在日朝鮮人などですが、広く世界中の移民難民に関心を持っています。それと、現場でのフィールドワーク、とりわけライフストーリーの聞き取りを主な研究法としており、「満洲」経験や戦後経験の聞き取りを様々なフィールドで行っています。皆さんと一緒にフィールドワークできることを待ち望んでいます。