日時 | 2023年2月18日(土) 15:30~17:00 |
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講師 | ▸藤田耕司氏(京都大学 教授) |
開催方法 | ▸Zoomによるオンライン開催(要事前申し込み) |
対象者 | ▸研究者・大学院生 |
申込方法 | ▸要事前申し込み ▸申込締切:2月16日(木)23:55 ご参加に必要な情報は、受付完了後、講演会前日の2月17日(金)にメールでご案内申し上げます。 |
講演概要 | 普遍文法(UG)が存在するのであれば,それは人類進化の産物でなくてはならず,いかに優れた理論もその進化可能性を保証できなければ意味をなさない.UGの最大簡潔化を目指すミニマリズムの形成により,ようやくこの進化的妥当性の問題にも着手することが可能になったが,確定的な結論は何一つ出ておらず今後も当分は出ないであろう.この講演では主に以下の論点につき,「進化的連続性」と「変化を伴う由来」を重視した私なりの見解を述べたい.(1) Mergeの漸進進化,(2) 語彙の起源・進化,(3) 生物進化と文化進化,(4) 思考・コミュニケーションの共進化,(5) 外在化の重要性,(6) 多重注意とヒトの家畜化.学際的な言語進化研究においては一つの立場に拘泥することなく,あらゆる可能性を検討することが求められるが,そのための話題提供の場となれば幸いである. 本研究は平成29〜令和3年度文科省新学術領域『共創言語進化』の成果に基づきます. |
主催 | ▸国際言語情報研究所 |
フライヤー |