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上智ヨーロッパ研究
A5版/全136ページ/2023年3月7日刊行
特集:「ヨーロッパと戦争」

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叢書14
A5版/全50ページ/2022年12月20日刊行
「ミハイル・ブルガーコフ生誕130周年記念企画記録 ―戯曲上演・アフタートーク・シンポジウム―」

▼目次

所員による出版物

上智大学ヨーロッパ研究所の関連書籍のご紹介です。

2023年度刊行

2022年度刊行


ケアする惑星
タイトル
ケアする惑星
著者
小川公代(当研究所所員、外国語学部英語学科教授)
出版社
講談社
  • 発行
    2023年1月26日
  • ISBN
    978-4-06-529682-0
  • 定価
    1,760円(本体1,600円)

内容
他者なるものを慈しむ、惑星的な視座。
『アンネの日記』、『おいしいごはんが食べられますように』、ヴァージニア・ウルフ、オスカー・ワイルド、ジェイン・オースティン、ルイス・キャロル、チャールズ・ディケンズ……。 『ケアの倫理とエンパワメント』で注目された英文学者が、ケアをめぐる現代の事象を文学と自在に切り結び語る論考。(講談社BOOK倶楽部の書籍紹介ページより)


別冊NHK100分de名著
パンデミックを超えて
タイトル
別冊NHK100分de名著
パンデミックを超えて
著者
小川公代(当研究所所員、外国語学部英語学科教授)
斎藤幸平(大阪市立大学経済学部准教授)
栗原康 (東北芸術工科大学非常勤講師)
高橋源一郎 (明治学院大学名誉教授)
出版社
NHK出版
  • 発行
    2022年5月27日
  • ISBN
    978-4-14-407282-6
  • 定価
    990円(税込み)

内容
歴史的な厄災が私たちに突き付けた「問い」とは?
医療崩壊、排外主義、コロナ貧困、自殺者の増加……。新型コロナウイルスの感染爆発は、全世界に社会的混乱と不安をもたらした。誰一人として先行きが見通せない状況で、私たちはパンデミックをどう生き抜くべきか。そして、先人たちはパンデミックとどう向き合ったのか。4人の論者が自身でセレクトした名著を持ち寄り、いま我々が直面している問題に即して解題し、感染症が暴いた人間の本質に迫る。大好評を博した「100分deパンデミック論」(2022年1月3日放送)の内容をさらに充実させた一冊!(NHK出版の書籍紹介ページより)


2021年度刊行

世界変動と脱EU/超EU
ポスト・コロナ、米中覇権競争下の国際関係
タイトル
世界変動と脱EU/超EU
ポスト・コロナ、米中覇権競争下の国際関係
編著者
岡部みどり(当研究所所員、法学部国際関係法学科教授)
出版社
日本経済評論社
  • 発行
    2022年2月
  • ISBN
    978-4-8188-2603-8
  • 定価
    4,950円(税込み)

内容
欧州統合は前進のみが途なのか。難民危機、ブレグジット、米中角逐、ポピュリズム、コロナ禍と激動する欧州とインド太平洋の新たな国際関係を第一線の国際政治研究者たちが鋭く分析。
日本経済評論社の書籍紹介ページより


文学とアダプテーションII
ヨーロッパの古典を読む
タイトル
文学とアダプテーションII
ヨーロッパの古典を読む
編著者
小川公代(当研究所所員、外国語学部英語学科教授)
吉村和明(当研究所客員所員、文学部名誉教授)
著者
ジョン・ウィリアムズ(当研究所所員、外国語学部英語学科教授)
伊達聖伸(当研究所客員所員、東京大学大学院総合文化研究科准教授)
出版社
春風社
  • 発行
    2021年11月
  • ISBN
    9784861107559
  • 定価
    3600円+税

内容
ホメロス『オデュッセイア』からカズオ・イシグロ『日の名残り』まで。
古代から現代にいたるヨーロッパの〈古典〉に光を当て、再創造としてのアダプテーションによって新たな魅力を帯びることを明らかにする。
アダプテーションを実践している映画監督(ジョン・ウィリアムズ氏)、翻訳家(鴻巣友季子氏)、劇作家(前川知大氏)らの寄稿も収録。
春風社の書籍紹介ページより


「ケアの倫理とエンパワメント」
タイトル
「ケアの倫理とエンパワメント」
著者
小川公代(当研究所所員、外国語学部英語学科教授)
出版社
講談社
  • 発行
    2021年8月27日
  • ISBN
    978-4-06-524539-2
  • 定価
    1,650円(税込み)

内容
自己と他者の関係性としての〈ケア〉とは何か。
強さと弱さ、理性と共感、自立する自己と依存する自己……、二項対立ではなく、そのあいだに見出しうるもの。ヴァージニア・ウルフ、ジョン・キーツ、トーマス・マン、オスカー・ワイルド、三島由紀夫、多和田葉子、温又柔、平野啓一郎などの作品をふまえ、〈ケアすること〉の意味を新たな文脈で探る画期的な論考。

本書は、キャロル・ギリガンが初めて提唱し、それを受け継いで、政治学、社会学、倫理学、臨床医学の研究者たちが数十年にわたって擁護してきた「ケアの倫理」について、文学研究者の立場から考察するという試みである。(中略)この倫理は、これまでも人文学、とりわけ文学の領域で論じられてきた自己や主体のイメージ、あるいは自己と他者の関係性をどう捉えるかという問題に結びついている。より具体的には、「ネガティブ・ケイパビリティ」「カイロス的時間」「多孔的自己」といった潜在的にケアを孕む諸概念と深いところで通じている。本書は、これらの概念を結束点としながら、海外文学、日本文学の分析を通して「ケアの倫理」をより多元的なものとして捉え返そうという試みである。(本書「あとがき」より)
講談社の書籍紹介ページより


異言語間コミュニケーションの方法
媒介言語をめぐる議論と実際
タイトル
異言語間コミュニケーションの方法
媒介言語をめぐる議論と実際
著者
木村護郎クリストフ(当研究所所員、外国語学部ドイツ語学科教授)
出版社
大修館書店
  • 発行
    2021年8月19日
  • ISBN
    9784469213850
  • 定価
    2,860円(税込み)

内容

言語の違いを乗り越える方法はさまざま
異言語間コミュニケーションの諸手段を体系的・網羅的に考察。一方の母語か双方の母語か、第三の言語か、通訳・翻訳を用いるか、単独の言語なのか混合するかなど、多様な選択肢が検討される。後半ではヨーロッパで最も断絶した言語境界線といわれるドイツ・ポーランド国境から、諸手段が現実に用いられる様子を観察する。(大修館書店の書籍紹介ページより)


持続可能な 世界のために For a Sustainable World
– 省エネ・再エネの可能性 と大学の挑戦 Energy Efficiency, Renewable Energy and the Engagement of Universities in Japan
タイトル
持続可能な 世界のために For a Sustainable World
– 省エネ・再エネの可能性 と大学の挑戦 Energy Efficiency,
Renewable Energy and the Engagement of Universities in Japan
編著者
Hitzer, Eckhard (当研究所客員所員、国際基督教大学教養学部上級准教授 )
木村護郎クリストフ(当研究所所員、外国語学部ドイツ語学科教授)
宿谷昌則(東京都市大学環境学部教授)
竹内彩乃(東邦大学 理学部生命圏環境科学科講師)
出版社
Bookmundo ※ebookあり

内容

日本が持続可能な社会となるためには、原子力や化石燃料の輸入に頼らないエネルギー供給を実現する必要がある。そのためには、省エネルギーと再生可能エネルギーを活用することが前提となる。若い世代を社会に送り出す任務を負う大学は、これらの可能性について教えるとともに、大学自体が学生や社会にとって、信頼に足るモデルを提供しなければならない。 本書では、先駆的な取り組みを行ってきたハワイ、アイスランド、日本における挑戦、建築における省エネルギー・省資源をめざす動向、再生可能エネルギー導入の事例および持続可能性に関わる日本の大学のさまざまな取り組みを報告する。


アンドレ・マルローと現代
―ポストヒューマニズム時代の〈希望〉の再生―
タイトル
アンドレ・マルローと現代
―ポストヒューマニズム時代の〈希望〉の再生―
編著者
永井 敦子(文学部フランス文学科教授)
畑 亜弥子(熊本大学大学院人文科学研究院准教授)
吉澤 英樹(南山大学外国語学部教授)
吉村 和明(当研究所客員所員、文学部名誉教授)
出版社
SUP上智大学出版/発行
(株)ぎょうせい/発売
  • 発行
    2021年8月
  • ISBN
    978-4-324-10997-7
  • 定価
    3,520 円(税込み)

内容
1996年にマルローの遺骸がパンテオンに埋葬されてから四半世紀。「フランスの偉人」としてのこのマルローの聖別は同時に、彼が生きてきた歴史的現実から、彼を決定的に遠ざけてしまったようである。マルロー生誕120周年のいま、日本とも関係の深かったマルローに再び焦点を当て、その人生と著作の今日的意義を検証する。

20世紀フランスの代表的作家のひとりであり、政治家としても知られるアンドレ・マルロー(1901-1977)。小説から映画製作、芸術論に至るまで、ジャンルを超えた幅広い創作活動を行ったが、その20世紀の象徴ともいえるマルローの著作と活動は、継続的な研究議論の場を持たぬまま今日に至っている。

本書では、日本とフランスの幅広い世代の研究者が、それぞれの専門領域からマルローの著作等を分析・再考し、新しいマルロー像の構築に挑む。(ぎょうせいの書籍紹介ページより)


ロシア文化55のキーワード
タイトル
ロシア文化55のキーワード
編著者
沼野充義(東京大学名誉教授、名古屋外国語大学副学長)
沼野恭子(東京外国語大学教授)
平松潤奈(金沢大学准教授)
乗松亨平(東京大学准教授)
著者
村田真一(当研究所所員、外国語学部ロシア語学科教授)ほか
出版社
ミネルヴァ書房
  • 発行
    2021年6月25日
  • ISBN
    9784623092253
  • 定価
    2860円

内容
ロシア魂、宇宙、マースレニツァ、強制収容所、ソヴィエト・ロック、詩人、ロシア料理、ニコライ堂…謎と魅惑、目くるめく多彩な文化、広大なロシアを探るためのパスポート。(ミネルヴァ書房の書籍紹介ページより)


ゴヤの手紙(下)(全2冊)
タイトル
ゴヤの手紙(下)(全2冊)
編訳者
大髙保二郎(当研究所名誉所員、早稲田大学文学学術院名誉教授)
松原典子(当研究所所員、外国語学部イスパニア語学科教授)
出版社
岩波書店(岩波文庫)
  • 発行
    2021年6月15日
  • ISBN
    9784003358429
  • 定価
    1,111円

内容
「絵画には規範は存在しない」――国王寵愛の画家として頂点を極めたゴヤ。だが病に聴力を失い、革命と戦争に亡命を余儀なくされる。《裸のマハ》他の衝撃的な作品を次々に描いた画家は、近代へと向かう激流のなかで、何を求めたのか。ゴヤ全生涯の手紙は、無類の肖像画家が遺した、文章による優れた自画像である。(全二冊)(岩波書店の書籍紹介ページより)


ゴヤの手紙(上)(全2冊)
タイトル
ゴヤの手紙(上)(全2冊)
編訳者
大髙保二郎(当研究所名誉所員、早稲田大学文学学術院名誉教授)
松原典子(当研究所所員、外国語学部イスパニア語学科教授)
出版社
岩波書店(岩波文庫)
  • 発行
    2021年5月14日
  • ISBN
    9784003358412
  • 定価
    1,111円

内容
「国王ご夫妻以下、僕を知らない人間はいない」――寒村に生まれながら、大いなる野心を胸に宮廷画家に上りつめたゴヤ。美と醜、善と悪、快楽と戦慄……人間の表裏を描ききった巨匠の素顔とは? 自由で即興的なデッサンのような手紙、画家としての主張を述べる意見書など、ゴヤを知る一級資料を詳細な註と共に編む。(全二冊)(岩波書店の書籍紹介ページより)



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創立10周年記念誌

創立10周年記念誌
ヨーロッパ研究所創立10周年を記念し、2017年12月刊行されました。
歴代所長からのご挨拶、10年間の活動記録、大使館からのメッセージなどが収録されております。
ご希望の方には郵送させていただきますので、i-europe@sophia.ac.jpまでメールでお知らせください。

映像ゼミナール(2014年度刊行終了)既刊リストを見る

 

※「映像ゼミナール」は、2014年度をもって活動を終了し、本叢書も刊行終了となります。これまでのご支援に心より感謝申し上げます。

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旧ドイツ語圏文化研究所出版物

旧イスパニア研究所出版物

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