上智大学ヨーロッパ研究所の関連書籍のご紹介です。
2023年度刊行
2022年度刊行
- タイトル
- ケアする惑星
- 著者
- 小川公代(当研究所所員、外国語学部英語学科教授)
- 出版社
- 講談社
- 発行
2023年1月26日
- ISBN
978-4-06-529682-0
- 定価
1,760円(本体1,600円)
内容
他者なるものを慈しむ、惑星的な視座。
『アンネの日記』、『おいしいごはんが食べられますように』、ヴァージニア・ウルフ、オスカー・ワイルド、ジェイン・オースティン、ルイス・キャロル、チャールズ・ディケンズ……。
『ケアの倫理とエンパワメント』で注目された英文学者が、ケアをめぐる現代の事象を文学と自在に切り結び語る論考。(講談社BOOK倶楽部の書籍紹介ページより)
- タイトル
- 別冊NHK100分de名著
パンデミックを超えて
- 著者
- 小川公代(当研究所所員、外国語学部英語学科教授)
斎藤幸平(大阪市立大学経済学部准教授)
栗原康 (東北芸術工科大学非常勤講師)
高橋源一郎 (明治学院大学名誉教授)
- 出版社
- NHK出版
- 発行
2022年5月27日
- ISBN
978-4-14-407282-6
- 定価
990円(税込み)
内容
歴史的な厄災が私たちに突き付けた「問い」とは?
医療崩壊、排外主義、コロナ貧困、自殺者の増加……。新型コロナウイルスの感染爆発は、全世界に社会的混乱と不安をもたらした。誰一人として先行きが見通せない状況で、私たちはパンデミックをどう生き抜くべきか。そして、先人たちはパンデミックとどう向き合ったのか。4人の論者が自身でセレクトした名著を持ち寄り、いま我々が直面している問題に即して解題し、感染症が暴いた人間の本質に迫る。大好評を博した「100分deパンデミック論」(2022年1月3日放送)の内容をさらに充実させた一冊!(NHK出版の書籍紹介ページより)
2021年度刊行
- タイトル
- 世界変動と脱EU/超EU
ポスト・コロナ、米中覇権競争下の国際関係
- 編著者
- 岡部みどり(当研究所所員、法学部国際関係法学科教授)
- 出版社
- 日本経済評論社
- 発行
2022年2月
- ISBN
978-4-8188-2603-8
- 定価
4,950円(税込み)
内容
欧州統合は前進のみが途なのか。難民危機、ブレグジット、米中角逐、ポピュリズム、コロナ禍と激動する欧州とインド太平洋の新たな国際関係を第一線の国際政治研究者たちが鋭く分析。
(日本経済評論社の書籍紹介ページより)
- タイトル
- 文学とアダプテーションII
ヨーロッパの古典を読む
- 編著者
- 小川公代(当研究所所員、外国語学部英語学科教授)
吉村和明(当研究所客員所員、文学部名誉教授)
- 著者
- ジョン・ウィリアムズ(当研究所所員、外国語学部英語学科教授)
伊達聖伸(当研究所客員所員、東京大学大学院総合文化研究科准教授)
- 出版社
- 春風社
- 発行
2021年11月
- ISBN
9784861107559
- 定価
3600円+税
内容
ホメロス『オデュッセイア』からカズオ・イシグロ『日の名残り』まで。
古代から現代にいたるヨーロッパの〈古典〉に光を当て、再創造としてのアダプテーションによって新たな魅力を帯びることを明らかにする。
アダプテーションを実践している映画監督(ジョン・ウィリアムズ氏)、翻訳家(鴻巣友季子氏)、劇作家(前川知大氏)らの寄稿も収録。
(春風社の書籍紹介ページより)
- タイトル
- 「ケアの倫理とエンパワメント」
- 著者
- 小川公代(当研究所所員、外国語学部英語学科教授)
- 出版社
- 講談社
- 発行
2021年8月27日
- ISBN
978-4-06-524539-2
- 定価
1,650円(税込み)
内容
自己と他者の関係性としての〈ケア〉とは何か。
強さと弱さ、理性と共感、自立する自己と依存する自己……、二項対立ではなく、そのあいだに見出しうるもの。ヴァージニア・ウルフ、ジョン・キーツ、トーマス・マン、オスカー・ワイルド、三島由紀夫、多和田葉子、温又柔、平野啓一郎などの作品をふまえ、〈ケアすること〉の意味を新たな文脈で探る画期的な論考。
本書は、キャロル・ギリガンが初めて提唱し、それを受け継いで、政治学、社会学、倫理学、臨床医学の研究者たちが数十年にわたって擁護してきた「ケアの倫理」について、文学研究者の立場から考察するという試みである。(中略)この倫理は、これまでも人文学、とりわけ文学の領域で論じられてきた自己や主体のイメージ、あるいは自己と他者の関係性をどう捉えるかという問題に結びついている。より具体的には、「ネガティブ・ケイパビリティ」「カイロス的時間」「多孔的自己」といった潜在的にケアを孕む諸概念と深いところで通じている。本書は、これらの概念を結束点としながら、海外文学、日本文学の分析を通して「ケアの倫理」をより多元的なものとして捉え返そうという試みである。(本書「あとがき」より)
(講談社の書籍紹介ページより)
- タイトル
- 異言語間コミュニケーションの方法
媒介言語をめぐる議論と実際
- 著者
- 木村護郎クリストフ(当研究所所員、外国語学部ドイツ語学科教授)
- 出版社
- 大修館書店
- 発行
2021年8月19日
- ISBN
9784469213850
- 定価
2,860円(税込み)
内容
言語の違いを乗り越える方法はさまざま
異言語間コミュニケーションの諸手段を体系的・網羅的に考察。一方の母語か双方の母語か、第三の言語か、通訳・翻訳を用いるか、単独の言語なのか混合するかなど、多様な選択肢が検討される。後半ではヨーロッパで最も断絶した言語境界線といわれるドイツ・ポーランド国境から、諸手段が現実に用いられる様子を観察する。(大修館書店の書籍紹介ページより)
- タイトル
- 持続可能な 世界のために For a Sustainable World
– 省エネ・再エネの可能性 と大学の挑戦 Energy Efficiency,
Renewable Energy and the Engagement of Universities in Japan
- 編著者
- Hitzer, Eckhard (当研究所客員所員、国際基督教大学教養学部上級准教授 )
木村護郎クリストフ(当研究所所員、外国語学部ドイツ語学科教授)
宿谷昌則(東京都市大学環境学部教授)
竹内彩乃(東邦大学 理学部生命圏環境科学科講師)
- 出版社
- Bookmundo ※ebookあり
内容
日本が持続可能な社会となるためには、原子力や化石燃料の輸入に頼らないエネルギー供給を実現する必要がある。そのためには、省エネルギーと再生可能エネルギーを活用することが前提となる。若い世代を社会に送り出す任務を負う大学は、これらの可能性について教えるとともに、大学自体が学生や社会にとって、信頼に足るモデルを提供しなければならない。 本書では、先駆的な取り組みを行ってきたハワイ、アイスランド、日本における挑戦、建築における省エネルギー・省資源をめざす動向、再生可能エネルギー導入の事例および持続可能性に関わる日本の大学のさまざまな取り組みを報告する。
- タイトル
- アンドレ・マルローと現代
―ポストヒューマニズム時代の〈希望〉の再生―
- 編著者
- 永井 敦子(文学部フランス文学科教授)
畑 亜弥子(熊本大学大学院人文科学研究院准教授)
吉澤 英樹(南山大学外国語学部教授)
吉村 和明(当研究所客員所員、文学部名誉教授)
- 出版社
- SUP上智大学出版/発行
(株)ぎょうせい/発売
- 発行
2021年8月
- ISBN
978-4-324-10997-7
- 定価
3,520 円(税込み)
内容
1996年にマルローの遺骸がパンテオンに埋葬されてから四半世紀。「フランスの偉人」としてのこのマルローの聖別は同時に、彼が生きてきた歴史的現実から、彼を決定的に遠ざけてしまったようである。マルロー生誕120周年のいま、日本とも関係の深かったマルローに再び焦点を当て、その人生と著作の今日的意義を検証する。
20世紀フランスの代表的作家のひとりであり、政治家としても知られるアンドレ・マルロー(1901-1977)。小説から映画製作、芸術論に至るまで、ジャンルを超えた幅広い創作活動を行ったが、その20世紀の象徴ともいえるマルローの著作と活動は、継続的な研究議論の場を持たぬまま今日に至っている。
本書では、日本とフランスの幅広い世代の研究者が、それぞれの専門領域からマルローの著作等を分析・再考し、新しいマルロー像の構築に挑む。(ぎょうせいの書籍紹介ページより)
- タイトル
- ロシア文化55のキーワード
- 編著者
- 沼野充義(東京大学名誉教授、名古屋外国語大学副学長)
沼野恭子(東京外国語大学教授)
平松潤奈(金沢大学准教授)
乗松亨平(東京大学准教授)
- 著者
- 村田真一(当研究所所員、外国語学部ロシア語学科教授)ほか
- 出版社
- ミネルヴァ書房
- 発行
2021年6月25日
- ISBN
9784623092253
- 定価
2860円
内容
ロシア魂、宇宙、マースレニツァ、強制収容所、ソヴィエト・ロック、詩人、ロシア料理、ニコライ堂…謎と魅惑、目くるめく多彩な文化、広大なロシアを探るためのパスポート。(ミネルヴァ書房の書籍紹介ページより)
- タイトル
- ゴヤの手紙(下)(全2冊)
- 編訳者
- 大髙保二郎(当研究所名誉所員、早稲田大学文学学術院名誉教授)
松原典子(当研究所所員、外国語学部イスパニア語学科教授)
- 出版社
- 岩波書店(岩波文庫)
- 発行
2021年6月15日
- ISBN
9784003358429
- 定価
1,111円
内容
「絵画には規範は存在しない」――国王寵愛の画家として頂点を極めたゴヤ。だが病に聴力を失い、革命と戦争に亡命を余儀なくされる。《裸のマハ》他の衝撃的な作品を次々に描いた画家は、近代へと向かう激流のなかで、何を求めたのか。ゴヤ全生涯の手紙は、無類の肖像画家が遺した、文章による優れた自画像である。(全二冊)(岩波書店の書籍紹介ページより)
- タイトル
- ゴヤの手紙(上)(全2冊)
- 編訳者
- 大髙保二郎(当研究所名誉所員、早稲田大学文学学術院名誉教授)
松原典子(当研究所所員、外国語学部イスパニア語学科教授)
- 出版社
- 岩波書店(岩波文庫)
- 発行
2021年5月14日
- ISBN
9784003358412
- 定価
1,111円
内容
「国王ご夫妻以下、僕を知らない人間はいない」――寒村に生まれながら、大いなる野心を胸に宮廷画家に上りつめたゴヤ。美と醜、善と悪、快楽と戦慄……人間の表裏を描ききった巨匠の素顔とは? 自由で即興的なデッサンのような手紙、画家としての主張を述べる意見書など、ゴヤを知る一級資料を詳細な註と共に編む。(全二冊)(岩波書店の書籍紹介ページより)
▼2020年度刊行
- タイトル
- パリ・ノートル=ダム大聖堂の伝統と再生
歴史・信仰・空間から考える
- 編著者
- 坂野正則(当研究所所員、文学部史学科教授)
- 出版社
- 勉誠出版
- 発行
2021年3月
- ISBN
978-4-585-31000-6
- 定価
8,000円+税
内容
文化財を伝え、守る―
2019年4月15日に発生したパリ・ノートル=ダム大司教座聖堂の大規模な火災。尖塔や屋根が燃え落ちる姿は、SNSをはじめとする各種メディアを通じて世界中の人々に大きな衝撃をもたらした。
850年の歴史をもつこの大聖堂は初期ゴシック建築の傑作であると同時に、中世以降も、様々な統治権力との結びつきを保ちながらフランスの「国民的記憶」の一翼を担い続けてきた。
重要な文化財、そして、宗教施設である大聖堂を空間的・社会的・精神的に「再生」させるためにはどのような方法がふさわしいのか。
複数の年代にまたがる絵画作品、図面、大聖堂の写真といった豊富なビジュアル資料とともに、キリスト教神学・建築史学・西洋史学・文化財学による領域横断的なアプローチにより、「ノートル=ダム大聖堂」の歴史、その復興・再生を考察する。
(勉誠出版の書籍紹介ページより)
- タイトル
- ヨーロッパ・デモクラシーの論点
- 編著者
- 伊藤武(東京大学大学院教授)
網谷龍介(津田塾大学教授)
- 著者
- 岡部みどり(当研究所所員、法学部国際関係法学科教授)ほか
- 出版社
- ナカニシヤ出版
- 発行
2021年2月26日
- ISBN
9784779515385
- 定価
2,800円+税
内容
ポピュリズムの台頭、ユーロ危機、イギリスのEU脱退、難民危機――。危機と刷新の中のヨーロッパ・デモクラシーをテーマ別に解説。(ナカニシヤ出版の書籍紹介ページより)
- タイトル
- 新型コロナ危機と欧州 EU・加盟10カ国と英国の対応
- 編著者
- 植田隆子 (香川大学法学部客員教授)
- 著者
- 岡部みどり(当研究所所員、法学部国際関係法学科教授)ほか
- 出版社
- 文眞堂
- 発行
2021年3月
- ISBN
978-4-8309-5123-7(4-8309-5123-0)
- 定価
3,200円+税
内容
世界は約百年前のスペイン風邪以来の大きな感染症危機にみまわれている。欧州の国々はEUという統合体を作ったために、加盟国とEUの双方向からの対処がなされている。本書はEU本体との豊富な外交実務経験も有する編著者、欧州現地での研究・駐在歴を持つ第一級の執筆陣が新型コロナ危機への欧州の取り組みをわかりやすく立体的に描いている。(文眞堂の書籍紹介ページより)
- タイトル
- ヨーロッパの世俗と宗教―近世から現代まで
- 編著者
- 伊達聖伸(当研究所客員所員、東京大学大学院総合文化研究科准教授)
- 著者
- 木村護郎クリストフ(当研究所所員、外国語学部ドイツ語学科教授)
小川公代(当研究所所員、外国語学部英語学科教授)
内村俊太(当研究所所員、外国語学部イスパニア語学科准教授)
西脇靖洋(当研究所客員所員、静岡文化芸術大学准教授)ほか
- 出版社
- 勁草書房
- 発行
2020年10月
- ISBN
978-4-326-10286-0
- 定価
4,500円+税
内容
神への信仰が自明だった宗教の時代から、ひとつの選択肢にすぎなくなる世俗の時代へ。こうした歴史認識の前提となっている西洋社会だが、「西方キリスト教」世界の世俗と宗教のあり方も実際は多様で、様々な内的葛藤をはらんでいる。その内実を、政教構造の分析を中心に、「ヨーロッパの東」による相対化も交え明らかにしていく。宗教と政治、教育、戦争と平和、実践と所属、生と死など、多角的なテーマの切り口にも注目。コラム、各国現状を比較した資料付き。(勁草書房の書籍紹介ページより)
- タイトル
- A Language Management Approach to Language Problems :
Integrating Macro and Micro Dimensions
- 編著者
- Kimura, Goro Christoph (当研究所所員、外国語学部ドイツ語学科教授)
Fairbrother, Lisa (外国語学部英語学科教授)
- 出版社
- John Benjamins Pub Co
- 発行
2020年5月
- ISBN
978-9027205476
内容
言語をめぐるミクロとマクロをつなぐ理論的な枠組みに基づき、ヨーロッパとアジアの言語問題を考える論集。
In recent years there has been increased interest in examining the treatment of language problems across different levels of society, ranging from individual interactional issues to language policy and planning at the national or supra-national level. Among the various approaches to tackle this issue, Language Management Theory (LMT) provides a framework to address behaviour towards language problems on different levels explicitly and comprehensively.
Using LMT as a unifying theoretical concept, the chapters in this volume examine the links between micro and macro dimensions in their analyses of a variety of language problems in Asian and European contexts. This body of work illustrates that the LMT framework is able to show the characteristics of different dimensions clearly, especially when combined with a conceptualization of the micro and macro as a continuum of intertwining elements. This volume will appeal both to those interested in language policy and planning as well as those interested in interaction between speakers from different language backgrounds.
(Quoted from the full discription introduced on the website of the publisher: John Benjamins Pub Co )
- タイトル
- よくわかるEU政治
- 編著者
- 坂井 一成(神戸大学大学院国際文化学研究科教授)
八十田 博人(共立女子大学国際学部教授)
- 著者
- 岡部 みどり(当研究所所員、上智大学法学部教授)
西脇 靖洋(当研究所客員所員、静岡文化芸術大学文化政策学部准教授)ほか
- 出版社
- ミネルヴァ書房
- 発行日
2020年4月30日
- ISBN
978-4-623-08824-9
- 定価
本体2,700円+税
内容
EU(欧州連合)について一から学べる入門テキスト。見開き2ページで一項目を解説するわかりやすい構成の好評シリーズ。EUの歴史や成り立ち、理念から機関まで丁寧に解説し、具体的事象の理解を助ける基盤を提供する。その上で個別の政策領域および加盟各国を取り上げ、複層的かつ多面的なEUの姿を描き出す。他の国家・地域・機構との関わりなどEUを取り巻く国際関係にも広く目配りし、激動の時代にさらされるEUを捉えるためのバランスのとれた視点を提供する。(ミネルヴァ書房の書籍紹介ページより)
▼2019年度刊行
- タイトル
- 新しいヨーロッパ学
- 編著者
- 上智大学外国語学部ヨーロッパ研究コース
- 出版社
- Sophia University Press 上智大学出版/発行 ぎょうせい/発売
- 発行日
2020年3月
- ISBN
978-4-324-10789-8
- 定価
2,750円(税込)
内容
歴史、政治、経済、言語、宗教、スポーツ、演劇、映画など多彩な16 のトピックを通して、国家と民族が複雑に入り組み分断と統合のはざまで揺れる「モザイク状のヨーロッパ」に迫る。(ぎょうせいによる本の案内ページより)
- タイトル
- 必携 ポルトガル語文法総まとめ
- 著者
- 市之瀬 敦(当研究所所長、外国語学部ポルトガル語学科教授)
パウロ・フェイトール・ピント
レアンドロ・アルベス・ディニス
- 出版社
- 白水社
- 発行日
2020年1月
- ISBN
978-4-560-08863-0
- 定価
2,200円+税
内容
<文法のエッセンスをこの一冊に>
ポルトガル語の文法をコンパクトにまとめました。豊富な用例は、ポルトガルとブラジル、どちらのポルトガル語にも対応しています。
<広大なポルトガル語の海を進むためのコンパスに>
ポルトガル語の文法事項を、手軽なサイズでコンパクトにまとめました。学習を進めるのにも、学んだことを整理するのにも有用です。
品詞や時制ごとに章を構成。用例を豊富に収録し、できる限りポルトガルとブラジルのそれぞれでの使い方を取り上げています。巻末には動詞活用表、索引を付録、調べたいことがすぐに参照できます。ポルトガル語学習に必携の一冊です。
- タイトル
- 新しく学ぶフランス史
- 著者
- 髙橋 暁生 (当研究所所員、外国語学部フランス語学科教授)
坂野 正則 (当研究所所員、文学部史学科准教授)
長井 伸仁(当研究所客員所員、東京大学大学院人文社会系研究科(文学部)准教授)
ほか
- 出版社
- ミネルヴァ書房
- 発行日
2019年11月
- ISBN
978-4-623-08598-9
- 定価
2,800円+税
内容
中世から近代までフランスの歴史をコンパクトにまとめた入門書。フランス史の研究では扱われることの少ない植民地や移民の歴史についても解説。図版を多用しながら幅広いテーマを扱うことにより、多くの学生に読みやすい構成となっている。
- タイトル
- 《悪魔のロベール》とパリ・オペラ座―19世紀グランド・オペラ研究
- 著者
- 澤田肇
佐藤朋之(当研究所所員、文学部ドイツ文学科教授)
黒木朋興
安川智子
岡田安樹浩
- 出版社
- SUP上智大学出版/発行(株)ぎょうせい/発売
- 発行日
2019年4月
- ISBN
978-4-324-10605-1
- 定価
2,808円(税込み)
内容
音楽・文学・美術・建築・比較文化の見地から、グランド・オペラの代表作《悪魔のロベール》の魅力と19世紀という時代の心性(マンタリテ)に迫る、本邦初の研究書。
1831年パリ・オペラ座初演、マイアベーア作曲によるグランド・オペラの代表作《悪魔のロベール》を中心に、「音楽」「文学」「建築」など多彩な視点から、フランスを中心とした19世紀ヨーロッパの文化を読み解きます。オペラ、舞台芸術の愛好家はもちろんのこと、バルザック、ドガらが彩る19世紀フランス文化全般が好きな方におすすめです。
ぎょうせいオンライン書籍紹介ページへ(リンク)
- タイトル
- Wohnen und Unterwegssein
Interdisziplinäre Perspektiven auf west-östliche Raumfigurationen
- 著者
- Mechthild Duppel-Takayama(当研究所所員、文学部ドイツ文学科教授)
Wakiko Kobayashi
Thomas Pekar
- 出版社
transcript Verlag
- 発行
2019年1月
- ISBN
978-3-8376-4327-5
内容
Deutschland – Japan – Wohnen: Die Beiträge dieses Bandes fragen aus einer west-östlichen Perspektive nach dem Wohnen als kulturellem Konzept. Der Blick geht dabei von West nach Ost ebenso wie von Ost nach West. Die Differenz zwischen dem Wohnen im Westen und mobileren Wohnformen in Japan führt zu Reflexionen über ganz neue Konzepte des Wohnens, die zeigen, wie Begriffe des Unterwegsseins oder der Migration das Verständnis von Wohnen verändern.
Die Untersuchung von literarischen Texten, Filmen, Theaterstücken und Hörspielen, von philosophischen Entwürfen und Architekturmodellen zeigt dabei eine Vielzahl von Wohnkonzepten auf – unbekannte, veränderte und auch zukünftige Möglichkeiten zwischen Wohnen und Unterwegssein.
▼2018年度刊行
- タイトル
- スペイン美術史入門 積層する美と歴史の物語
- 著者
- 監修・著 大髙 保二郎 (当研究所名誉所員、早稲田大学文学学術院名誉教授)
著 松原 典子 (当研究所所員、外国語学部イスパニア語学科教授)
著 豊田 唯 (当研究所客員所員、早稲田大学文学学術院非常勤講師) ほか
- 出版社
NHKブックス
- 発行日
2018年8月
- ISBN
978-4-14-091251-5
- 定価
1,836円(税込み)
内容
スペイン美術のスペイン的特質を解き明かす、通史としてのスペイン美術史の試み
先史時代のアルタミラ洞窟壁画から、ローマ時代、イスラームとレコンキスタの時代、絶対王政の時代を経て、ナポレオン支配とスペイン内戦、そして≪ゲルニカ≫の帰還まで。スペインという国の歴史をたどりつつ、時代時代の美術の特質を浮き彫りにする。「天才」に代弁させることで事足れりとしてきたスペイン美術史を書き換え、スペインらしさの源泉を探る。
NHK出版書籍紹介ページへ(リンク)
- タイトル
- ベラスケス 宮廷のなかの革命者
- 著者
- 大髙 保二郎 (当研究所名誉所員、早稲田大学文学学術院名誉教授)
- 出版社
岩波書店
- 刊行日
2018年5月
- ISBN
9784004317210
- 定価
本体960円+税
内容
マネが「画家たちの画家」と絶賛した「高貴なる天才画家」ベラスケス.フェリペ四世に愛され,宮廷画家としても王の廷臣としても頂点までのぼりつめた彼の人生には,しかし,生涯隠し続けた大きな秘密があった──.大作《ラス・メニーナス》に残された自画像を導きの糸に,彼が起こした「革命」の真相に迫る,決定版評伝。
岩波書店書籍紹介ページへ(リンク)
- タイトル
- 日本とヨーロッパの選挙と政治 ―主要国の選挙制度改革をめぐる議論と実際
- 編者
- 河崎 健(当研究所所員、外国語学部ドイツ語学科教授)
- 出版社
- SUP上智大学出版/発行(株)ぎょうせい/発売
- 発行日
2018年5月
- ISBN
978-4-324-10468-2
- 定価
1,728 円(税込み)
内容
日本・西欧諸国・欧州議会の選挙制度改革をめぐる様々な問題を考える論考集。
日本の選挙制度改革や選挙に関連した日本政治の特徴を分析し、世界の実情・動向と比較することによって、
我が国の状況をより深く、多面的に理解できる一冊です。
ぎょうせいオンライン書籍紹介ページへ(リンク)
- タイトル
- 舞台芸術の世界を学ぶ―オペラ・バレエ・ダンス・ミュージカル・演劇・宝塚
- 編者
- 澤田肇
- 執筆者
- 三輪玲子(当研究所所員、文学部ドイツ文学科教授)
新井潤美
岡見さえ
渡辺諒
中井真之(当研究所所員、文学部ドイツ文学科准教授)
西能史
岩切正一郎
北村卓
安川智子
- 出版社
- SUP上智大学出版/発行(株)ぎょうせい/発売
- 発行日
2018年3月
- ISBN
978-4-324-10415-6
- 定価
2,700 円(税込み)
内容
舞台芸術の華麗なる世界、その多様な魅力に迫る
●さまざまなジャンルの芸術に多角的にアプローチし、奥深い舞台の世界を探求するための研究入門書。
ぎょうせいオンライン書籍紹介ページへ(リンク)
- タイトル
- ライシテから読む現代フランス 政治と宗教のいま
- 著者
- 伊達聖伸(当研究所所員、外国語学部フランス語学科准教授
- 出版社
岩波書店
- 発行日
2018年3月
- ISBN
9784004317104
- 定価
本体840円+税
内容
数々のテロ事件を受け,フランスはいま政治と宗教,共生と分断のはざまで揺れている.国内第二の宗教であるイスラームとの関係をめぐり大統領選挙の主要争点ともなったライシテとは何か.憲法1条が謳う「ライックな(教育などが宗教から独立した,非宗教的な,世俗の)共和国」は何を擁護しうるのか.現代の難題を考える.
▼2017年度刊行
- タイトル
- グローバル・ヒストリーズ―「ナショナル」を越えて
- 著者
- 上智大学アメリカ・カナダ研究所、イベロアメリカ研究所、ヨーロッパ研究所/共編
- 執筆者
- 内村俊太(当研究所所員、外国語学部イスパニア語学科准教授)
高橋暁生(当研究所所員、外国語学部フランス語学科准教授)
米山かおる(当研究所客員所員、首都大学東京国際センター特任助教)他
- 出版社
SUP上智大学出版
- 発行日
2018年2月
- ISBN
978-4-324-10405-7
- 定価
1,296円+税
内容
“世界の境界への新たな認識”をうながす視座
国境(国民国家)を中心に過去を描いてきた歴史観に対し、国境を越え複数の国民国家・地域を包括したグローバルな規模での人・モノの存在、現象を主題とした歴史学アプローチである、「グローバル・ヒストリー」。
◇グローバル化時代における歴史学の多様なアプローチを提示!
◇国内外の歴史学の最新動向を捉えた研究をわかりやすく紹介する入門書。
◇テーマをより身近に理解できるよう、コラム、ディスカッション・クエスチョン、参考文献の紹介などを随所に盛り込み、大学や生涯教育(一般教養)の教科書としても活用できるように工夫。
◇また各章に地図を挿入し、視覚を通して国境や越境現象について考察する。
- タイトル
- ゲオルク・トラークル-生の断崖を歩んだ詩人-
- 著者
- リューディガー・ゲルナー
- 訳者
- 中村朝子(当研究所所員、ドイツ文学科教授)
- 出版社
- 青土社
- 発行
2017年11月
- ISBN
978-4-7917-7022-9
内容
暗い時代に生き、生の深淵からの叫びをうたった詩人の魂の軌跡
第一次世界大戦に向かう旧世界ヨーロッパの没落のただ中を生き、罪の意識に苦悩し、存在することの痛みをうたった詩人トラークル。言葉の音楽的な響き、独特な色彩にいろどられた幻覚、救済を求める絶望的な叫び。その作品と生涯を自在に行き来しながら、リルケやヴィトゲンシュタインを驚嘆させ、ハイデガーを深い哲学的思索に誘ったその詩作の真髄に迫る第一級の評伝。
- タイトル
- 多言語主義社会に向けて
- 著者
- 木村護郎クリストフ(当研究所所員、外国語学部ドイツ語学科教授)
平高史也
- 出版社
くろしお出版
- 発行日
2017年10月
- ISBN
978-4-87424-740-2 C1087
- 定価
2,200円+税
内容
国内における多言語使用の状況や、多言語教育の実態、ヨーロッパの事例などを通して、多言語主義が日本社会を変えていく可能性を探る。言語の多様性への気付きを促す動きは、異言語、異文化に対して開かれた社会の形成へと繋がる。
- タイトル
- 文学とアダプテーション ヨーロッパの文化的変容
- 編者
- 小川公代(当研究所所員、外国語学部英語学科准教授)
村田真一(当研究所所員、外国語学部ロシア語学科教授)
吉村和明(当研究所所員、文学部フランス文学科教授)
- 出版社
春風社
- 発行
2017年10月
- ISBN
9784861105593
- 定価
3,200円(本体)
内容
文学から映画へ、ミュージカルへ、漫画へ、オペラへ。
再創造としての翻案=アダプテーションがもたらす豊かさとは何か? フランス、ドイツ、イギリス、ロシア、イタリア、ボスニアにおけるアダプテーションの諸相を探る。
沼野充義氏による特別寄稿「「アダプテーション論的転回」に向けて」も収録。
- タイトル
- 「終活」を考える―自分らしい生と死の探求
- 著者
- 浅見昇吾(当研究所所員、外国語学部ドイツ語学科教授)
- 出版社
SUP 上智大学出版
- 発行
2017年3月
- ISBN
978-4-324-10235-0
- 定価
1,404円(税込み)
内容
「エンディングノート」が話題になり、終の棲家や葬儀などのハード面、介護・認知症・終末医療・相続・成年後見などソフト面の情報提供を中心とした「終活」がブームになっている。しかし最近では、こうしたハウツー的な終活だけでは不十分で、自分の人生の社会的意味づけの再構築を伴う「終活」が必要だと認識され始めている。
◇自分らしい終末を迎えるために、いま何ができ、これからの人生をどのように生きるか。
◇誰もが経験する「老い」「終活」について、“元気なうち”から考えてもらえるよう、多くの情報・ヒントを提供する。
◇難病(ALS)当事者、実際に医療現場で終末期医療に直面している医師、医療福祉ジャーナリスト、医療倫理の研究者など、多方面からのアプローチを取り入れ、今までにない視点から「終活」の問題を探る。
- タイトル
- Das “Fließen der Assoziationen”
im Erzählwerk von Kawabata Yasunari (1899–1972) (German Edition)
- 著者
- Mechthild Duppel-Takayama(当研究所所員、文学部ドイツ文学科教授)
- 出版社
- Tectum Wissenschaftsverlag
- 発行
2017年4月
- ISBN
978-3828839014
内容
Poetisch, subtil und fremdartig. Die japanische Literatur genießt bis heute einen recht exotischen Ruf. Als besonders repräsentativ für eine “traditionell-japanische Schreibweise” gelten die Prosawerke des Nobelpreisträgers Kawabata Yasunari. Die Wahrnehmung von Fremdheit bezieht sich dabei jedoch nicht nur auf Inhalt und Stil, sondern auch auf die Struktur der Erzählungen, die ihre westlichen Leser mit Unlogik, fehlender Stringenz und abruptem Schluss irritieren. Was ist die Ursache für dieses Unbehagen? Und was genau verbirgt sich hinter dem diffusen Begriff der “japanischen Schreibweise”? Auf der Suche nach Antworten beschäftigt sich die Autorin mit Kawabatas Erzählungen Schneeland (1935–1947), Ein Kirschbaum im Winter (1949–1954) und dem noch nicht auf Deutsch vorliegenden Mizuumi (engl. The Lake, 1954). Geschickt nähert sie sich den Texten, veranschaulicht die Geschichte ihrer langjährigen Entstehung und analysiert ihre Erzählstruktur. Dabei erscheint Kawabatas “Fließen von Assoziationen” als ein spezifisches Charakteristikum seiner Literatur, das sich mittels westlicher Methodik festhalten und durch westliche Begrifflichkeit bestimmen lässt.
- タイトル
- MI INDIVIDUALISMO Y OTROS ENSAYOS Natsume Soseki
(「夏目漱石 私の個人主義ほかエッセイ」スペイン語訳)
- 著者
- 夏目漱石
- 訳者
- 高木香世子(当研究所客員所員、スペイン マドリード・アウトノマ大学准教授)
- 出版社
Satori
- 発行
2017年
- ISBN
9788494578168
内容
Sōseki desgrana sus ideas sobre el ser humano, el progreso o el futuro de la nación japonesa en un alegato a favor de la independencia personal, de la libertad y de la tolerancia que puede ser considerado una afirmación de valores humanistas de significado universal.
▼2016年度刊行
- タイトル
- キリスト教・カトリック独和辞典
和独対照索引付き
- 著者
- 佐藤朋之(当研究所所員、文学部ドイツ文学科教授 )
- 出版社
SUP 上智大学出版
- 発行日
2016年 8月 25日
- ISBN
978-4-324-10046-2
- 定価
8,300円+税
内容
キリスト教及び関連領域の専門用語に特化した独和辞典。使いやすいコンパクトサイズながら、最新のキリスト教研究の解釈を盛り込んだ充実の内容。現行のドイツ語新正書法に従ってドイツ語を表記しているが、古い文献にも対応できるよう、旧正書法での綴りを併記。巻末に詳細な和独対照索引付きなので、日本語語句からの検索により、キリスト教用語辞典としても活用が可能。
- タイトル
- 国民国家フランスの変容
−ヨーロッパ化の中の国民意識と共和主義
- 著者
- 中村雅治(当研究所元所長・名誉所員、外国語学部フランス語学科名誉教授)
- 出版社
SUP 上智大学出版
- 発行日
2016年 5月 30日
- ISBN
978-4-324-10117-9
- 定価
2,000円+税
内容
「典型的な国民国家」とされてきたフランス。形成からその変容過程を、多角的に分析。「中央集権的国家
体制」と「同質的国民共同体」からなるフランスは、伝統的に国民国家の典型とされてきたが、今日その国
家モデルが揺らいできているといわれる。その原因を、ヨーロッパ統合の進展(外的要因)と、フランス国
内の社会的価値の自由化(内的要因)に注目して、今日のフランスの変容の実態を明らかにする。
- タイトル
- 人の国際移動とEU
−地域統合は「国境」をどのように変えるのか?
- 著者
- 岡部みどり編(当研究所所員、法学部国際関係法学科教授)
- 出版社
法律文化社
- 発行日
2016年 4月 15日
- ISBN
978-4-589-03773-2
- 定価
2,500円+税
内容
欧州は難民・移民危機にどう立ち向かうのか。EUにおける難民・移民問題への対応としての出入国管理・
労働力移動・安全保障などについて学際的、包括的かつ実証的に考察する。
- タイトル
- ポルトガル
−震災と独裁、そして近代へ
- 著者
- 市之瀬敦(当研究所所長、外国語学部ポルトガル語学科教授)
- 出版社
現代書館
- 発行日
2016年 4月 7日
- ISBN
978-4-7684-5781-8
- 定価
3,600円+税
内容
中世期、スペインと世界を二分する海洋大国であったポルトガルだが、17世紀以降、近代化の波に乗り遅
れ、1755年にはリスボン大震災に襲われる。大地震と津波により6万~7万人が死亡し、首都は壊滅。混
乱に乗じて権力を掌握したポンバル侯爵は恐怖政治を行う一方、素早い復興政策によって、めざましい成果
を収める。激しい毀誉褒貶を通じて、「政治リーダーに求められる資質とは何か?」大いに考えさせられる。
また、大震災を契機として「中堅国家として身の丈に合った国づくり」に邁進する姿は、現代日本にとって
学ぶべき点が多く見られ、歴史教訓の宝庫である。
▼2015年度刊行
- タイトル
- ポルトガル語圏世界への50 のとびら
- 著者
- 上智大学外国語学部ポルトガル語学科編
- 執筆者
- 市之瀬敦(当研究所所長、外国語学部ポルトガル語学科教授)
ネーヴェス・マウロ・ジュニオル(当研究所所員、外国語学部ポルトガル語学科教授)他
- 出版社
SUP 上智大学出版
- 発行日
2015年 12月下旬
- ISBN
978-4-324-10016-5
- 定価
2,000円+税
内容
・2014年に創立50年を迎えた上智大学外国語学部ポルトガル語学科の教員たちが、ポルトガル語を話す国や地域、すなわち「ポルトガル語圏」を勉強する面白さや重要性をまとめたもの。
・日本のニュースではあまり取り上げられない、ポルトガル語圏の世界を知る上で重要な50のテーマをピックアップ。日本ではメジャーな英語圏やアジア圏とは異なる世界を紹介し、広く興味を抱かせる一冊。
▼2014年度刊行
- タイトル
- テオフィル・ゴーチェと19世紀芸術
- 著者
- 澤田肇(文学部フランス文学科教授)
- ミカエル・デプレ(当研究所所員、文学部フランス文学科准教授)
- 吉村和明(当研究所所員、文学部フランス文学科教授)編
- 出版社
SUP 上智大学出版
- 発行日
2014年 5月 12日
- ISBN
978-4-324-09772-4
- 定価
5,500円+税
内容
テオフィル・ゴーチエは19世紀を代表する詩人で、小説、バレエ台本、旅行記から、文学・演劇・オペラ・
美術などのあらゆる芸術ジャンルの批評に才筆をふるい、19世紀の芸術に多大な影響を及ぼした人物。本
書ではその多岐にわたるジャンルごとにゴーチエの業績に光を当て、芸術の魅力を探る。