1979年 12月
ヨゼフ・ピタウ学長、新宿駅でカンボジアなどインドシナ難民のために街頭募金。
1980年 8月
内戦中、11年振りに西側の専門家(石澤良昭)による遺跡破壊調査の実施、ユネスコ・日本政府にS.O.Sを訴える。
1989年 3月
第1回、調査団バンテアイ・クデイ遺跡の調査。
1991年 7月
カンボジアにおける人材養成・保存官養成のためのアンコール遺跡現場実習プログラム開始。
1994年 7月
本学アジア文化研究所内に「アンコール調査室」開設。
1996年 8月
シェムリアップ市内に「上智大学アジア人材養成研究センター」建設。アンコール・ワット西参道修復工事起工式。大谷啓治学長出席。2016年20周年を迎える。
1997年 7月
カンボジア人留学生3人が初めて上智大学大学院地域研究専攻に留学。博士論文・修士論文を準備。
1998年 9月
アンコール遺跡内のタニ村窯跡遺跡発掘開始。
1993年 3月
バンテアイ・クデイ遺跡で地域住民の発掘現場見学、アンコール文化遺産啓蒙教育開始。
1999年 8月
アンコール遺跡において第1回緑陰講座(遺跡清掃ボランティア)実施(2016年まで第17回実施)。
2001年 3月,8月
調査団、バンテアイ・クデイ遺跡で仏像274体発掘。アンコール王朝の歴史を塗り替える大発見となる。
2002年 12月
アジア人材センターで「上智大学21世紀COEプログラム」による 第1回国際シンポジウム開催。
2003年 3月
上智大学の支援によりアプサラ機構に国際標準規格「ISO14001(環境マネジメント)」を取得提案、認証取得
2003年 10月
国際交流基金賞(独立行政法人国際交流基金)。
2006年 3月
アプサラ機構が「ISO14001」の認証取得。
2007年 11月
シハヌーク・イオン博物館竣工、274体の仏像を常設展示館。上智大学・イオン(株)が博物館をカンボジア政府に寄贈。岡田卓也会長、高祖敏明理事長、石澤良昭学長出席。
2007年 11月
アンコール・ワット西参道北側第Ⅰ工区100mの修復工事完成式、アプサラ機構に引き渡し。髙祖敏明理事長、石澤良昭学長出席。
2008年 2月
小学生と地域住民の文化遺産啓蒙教育を継続。
2009年 7月
文部科学省上智大学国際化拠点整備事業(旧称:国際化拠点整備事業(グローバル30))に採択、アジア人材センターがアジア研究の現地拠点として人材養成活動10年に。
2009年 8月
2001年にバンテアイ・クデイ遺跡で発掘した274体の仏像のうち11体を日本で初公開。上智大学の協力で「アンコール・ワット展」を日本国内10ヵ所で開催。
2010年 4月
2014年3月―カンボジアにおける文化遺産保存のための遺跡保存官候補の養成実施。
2010年 8月
バンテアイ・クデイ遺跡境内から新たに6体の仏像発掘。
2011年 12月
バンテアイ・クデイ遺跡内に「アンコール文化遺産教育センター」を開設。
2012年 1月
日本国文部科学省大臣中川正春閣下による国際化拠点整備事業の現場視察。
2012年 1月
クメール学(Khmerology)国際シンポジウム「プノンペンからカンボジア研究を発信―」開催。
2012年 8月
日本国経済産業大臣枝野幸男閣下による西参道の技術移転状況の視察。
2013年 12月
日本国政府ODA(一般文化無償)アンコール・ワット西参道修復機材整備計画に基づく、アンコール遺跡修復機材(タワー・クレーンなど9400万円)の無償資金協力贈与契約が締結される。
2014年 2月
100周年記念事業企画・国際シンポジウム「アジアの留学生が上智大学を語る―カンボジア人学位取得者からのメッセージ―」(カンボジア人上智大学大学院博士学位取得者3名)。
2014年 3月
上智大学・グレゴリアン大学共催シンポジウムで「アンコール・ワットの保存修復活動による本学の国際貢献の取り組み」をローマ・グレゴリアン大学で発表。
2014年 8月
2015年 2月
第1回東南アジア5カ国(カンボジア・ラオス・ベトナム・タイ・ミャンマー)文化遺産担当者がネットワークづくりのためアンコール遺跡へ(文化庁)。
2014年 10月
大同生命地域研究賞受賞。カンボジア王国アンコール遺跡の修復・保存に関する研究業績と社会的啓発活動の評価を受ける。
2015年 6月
アンコール・ワット修復人材養成プロジェクト(国際交流基金・文化創造協働プロジェクト)開始。
2015年 8月
バンテアイ・クデイ遺跡境内から新たに3体の仏像発掘。
2015年 8月
2016年 2月
第2回東南アジア5カ国(同上)アンコール遺跡において「雨水」問題検討会(文化庁)。
2016年 5月
アンコール・ワット西参道第2工区・第3工区修復工事起工式・協定調印式。
2016年 6月
国際交流基金「文化創造協働プロジェクト」採択
「アンコール・ワット修復人材養成プロジェクト」(2年目)。
2016年 8月
2017年 2月
第3回東南アジア5カ国(同上およびインドネシアが参加)ポロプドゥール修復経験を学ぶワーク・ショップ(文化庁)。