原サチコ氏によるドイツ演劇レクチャー/ワークショップが行われました(5月9日)

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2023年5月9日

原サチコ氏によるドイツ演劇レクチャー/ワークショップが行われました(5月9日)

ハンブルク・ドイツ劇場専属俳優である原サチコ氏によるドイツ演劇レクチャー/ワークショップが今年度も開催されました。
本イベントは毎年、ドイツ文学科の授業の一環として行われています。

今年度は、ドイツの世界演劇祭(Theater der Welt)の公募ディレクターに相馬千秋氏が非西洋圏出身者として初めて選ばれ、その舞台稽古のために原氏が日本にいらっしゃったこともあり、5月に行うことができました。
図書館の9階で行われた本イベントでは、まず原氏によるドイツにおける演劇についてのレクチャーが行われ、今この不安定な世界情勢の中においてこそ、この世界で起きていることを深く考えるきっかけとして演劇の意味があるのだということを学びました。

その後、全身を使った発音・発声練習を行った上で、シェイクスピア「ジュリアス・シーザー」の一節を使った三人ずつでの実践練習が行われました。最後には参加者との間で質疑応答の時間が取られました。
現役俳優だからこそわかるドイツの演劇界の現状、現場の状況など、普段では知ることができない貴重なお話も盛りだくさんでした。

ドイツ文学科の学生たちは、発音練習の際には、原氏の熱血指導に圧倒されながらも、皆必死になって、生のレッスンを満喫していました。
さらに、原氏からポストカードやスティッカー、鉛筆など素敵なプレゼントもたくさんいただき、大満足の体験となりました。