研究生他
地域研究専攻には、博士前期課程および後期課程の正規生の他に、下記の身分の学生が籍を置くことができます。
- 1. 研究生
- 修士の学位を有し、特定分野・事項の研究指導を受けることを目的に地域研究専攻に単年度ないし半期を単位として籍をおく学生です。単位を取得することはできません。
博士後期課程の受験準備で在籍する学生や、後期課程修了後に在籍して研究を継続する学生がいます。
- 2. 外国人特別研究生
- 学士の学位を有する、もしくは同等の外国人であって、特定分野・事項の研究指導を受けることを目的に地域研究専攻に単年度を単位として籍をおく学生です。週に10時間以上の授業科目を聴講しなくてはなりませんが、その一方、単位を取得することはできません。
入学前の国費外国人留学生などが在籍する場合がしばしば見られます。
- 3. 聴講生
- 開講している授業科目のうち特定の科目について、正課の授業の運営に支障のない範囲で、聴講を認められた学生です。単位の取得を行うことはできません。
社会人や他大学の学生などが特定の授業科目を聴講する明確な目的で在籍する場合が想定されています。
- 4. 科目等履修生(大学院自由履修コース)
- 一般の授業に支障のない場合に限り、学位取得を目的としないで地域研究専攻の特定の授業科目の履修し、単位の取得を認められた学生です。
所属する大学院での単位の組み込みや、資格取得上単位の取得が必要な場合の在籍が想定されています。
この他、地域研究専攻に直接所属する者ではありませんが、博士後期課程単位取得満期退学後、研究者として常勤の職を得るまでの期間、専攻と関係の深いアジア文化研究所やイベロアメリカ研究所の共同研究員ないし客員研究員に在籍し、研究を継続する者もいます。地域研究専攻においては、それらの身分が実質的にはPDにあたる身分として機能しています。