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4/23、AI時代の語学教育に関するFD講演会が開催されました

2024年4月23日、外国語学部イスパニア語学科に海外招聘教授としてお招きしているダニエル・カサニィ・イ・コマス先生に「AI拡大期における言語教育」をテーマに講演していただきました。

講演ではまず、語学教育・学習に役立つさまざまな生成AIツールが紹介され、さらに近年発表された教育におけるAIに関する研究の要点が説明されました。次に、カサニィ先生と先生が主導している研究チームが最近行っている研究に基づき、各分野の専門職(弁護士・記者など)や第二言語学習者・語学教員が実際にどのようにAIツールを使用しているかについて報告がありました。最後に、AIの効率的な活用に関するいくつかの方針を提案した後、倫理の観点から言語教育における学習者のAI利用をどのように管理すべきかについて考察しました。

カサニィ先生は、生成AIが第二言語学習にもたらす新たな可能性や、このテクノロジーに伴う複雑な課題について、明確かつ的確にお話しし、大変刺激に富んだ講演になりました。第二言語教育に携わっている私たちの観点から、会話や作文を練習したり、自分のパフォーマンスにフィードバックを得るためにAIツールを巧みに活用している学習者の具体例を見ることが非常に興味深く、今後の語学教育でこのようなツールをどう取り入れていくかを考えることの必要性を強く実感しました。さらに、カサニィ先生は「Prohibit or educate?」という、私たちがこれから考えなければならないジレンマ、つまり大学教育でAIの使用を禁止するか、それともAIを教育するか、という選択肢について論じましたが、今後の外国語学部の教育モデルを考えるにあたり、AI教育の役割および学習者によるAIツールの使用の位置付けについて徹底的に議論し、考えることがいかに重大な課題になるか明らかになったでしょう。

講演会には、外国語学部の各学科や言語教育研究センターの教員が参加しましたが、質疑応答の時間には多くの質問やコメントがあり、活発で大変有意義なディスカッションが行われました。今回の講演は、第二言語教育における生成AIについて学び、考えを整理し、また、将来の方向性を議論する絶好の機会になりました。

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