学歴 Academic background |
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トロント大学文理学部学士課程 卒業 トロント大学教育学部学士課程 卒業 トロント大学大学院修士課程 修了(第二言語習得) トロント大学大学院博士課程 修了(第二言語習得・多文化教育) B.A., University of Toronto B.Ed., University of Toronto M.Ed., University of Toronto Ph.D., University of Toronto |
学部 Undergraduate
English Skills, ゼミ:批判応用言語学(Seminar: Critical Applied Linguistics), マイノリティ言語教育(Minority Language Education)大学院 Graduate
Qualitative Research Methods, Sociocultural Theory & SLA, Language and Power紹介
「他人を教育することはできません」社会文化理論を構築したロシアの心理学者ヴィゴツキーが残した言葉です(※ヴィゴツキー2005, p.25) 。これはどういうことでしょうか?教師が「知識」を直接学生にそのまま埋め込むことは出来ません。教師が提供するものに対し、学生が既に持つ知識や経験がリンクした時に初めて「学び」が実現します。人間はよって自分で自分を教育しているのです。教師として自分が出来る事はゆえに「多くの学びが実現し得る環境を学生に提供すること」だと思っています。例えばスキルズでのリーディングやプレゼンテーションのトピックなどは学生が選定します。またインタラクション豊富な教室環境を目指すため、ペアワーク、グループワークを奨励しています。3、4年次の授業では教科書は指定していますが、教科書の内容をそのまま鵜呑みにせず、「ここに書いてあることに対し、自分はどう考えるのか」「自分にとってここに書かれていることは、どういう意義があるのか」という姿勢を基にディスカッション・ベースの授業を展開しています。なお大学院では国際的に通用する院生の育成を目指しています。・坂本光代 (2011).「カナダにおける外国籍児童生徒の就学への対応:在トロント日系新移住者を事例として」 江原裕美(編)『国際移動と教育』(302-318頁) 東京:明石出版.
・Sakamoto, M. & Taylor, S. K. (eds.) (2009). Special Issue: Overcoming micro (school-based) and macro (societal) level constraints in the development of bilingualism and multilingualism. International Journal of Bilingual Education and Bilingualism 12 (3).
・Sakamoto, M. (2006). “Balancing L1 maintenance and L2 learning: Experiential narratives of Japanese immigrant families in Canada.” In K. Kondo-Brown (ed.) Heritage Language Development: Focus on East Asian Immigrants (pp. 33-56), John Benjamin Blackwell.