学歴 Academic background |
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神戸女学院大学文学部英文学科 卒業(文学) 同志社大学大学院アメリカ研究科修士課程 修了(アメリカ研究) ミシガン州立大学大学院文芸研究科博士課程 修了(American Studies) B.A. in Literature, Kobe College M.A. in American Studies, Doshisha University Ph.D. in American Studies, Michigan State University |
北米地域研究入門、English Composition、English Skills、Seminar (Studies on American Culture) など
北米地域研究入門では、Black Lives Matter運動や#MeToo運動など近年の事例を通して、現代アメリカ社会におけるさまざまな文化事象とその歴史背景、これらの事象に関わる分析概念を学びます。1年生必修科目のEnglish Compositionと2年生必修科目のEnglish Skillsでは、主にアメリカを中心とした時事的な社会問題などのトピックを扱いながら学術的な英語運用能力を高めるとともに、批判的思考力を養うことを目指します。Seminarはアメリカ文化の諸問題に関心のある学生のためのゼミです。カルチュラルスタディーズや歴史学(文化史)の手法で各自の研究課題を深く掘り下げ、英語での研究論文を完成させることが目標です。・『クィアなアメリカ史―再解釈のアメリカ史・2』(共訳、勁草書房、2023年)
・『アメリカ黒人女性史―再解釈のアメリカ史・1』(共訳、勁草書房、2022年)
・『私たちが声を上げるとき—アメリカを変えた10の問い』(共著、集英社新書、2022年)
・「記憶の抑圧と歴史の書き換え—タルサ人種虐殺を例に」、兼子歩・貴堂嘉之編著『「ヘイト」に抗するアメリカ史—マジョリティを問い直す』(彩流社、2022年)
・『よくわかるアメリカの歴史』(共編著、ミネルヴァ書房、2021年)
・Transpacific Correspondence: Dispatches from Japan’s Black Studies (共編, Palgrave Macmillan, 2019)
・「人種暴力の記憶化と写真—『沈黙の行進』 から 『黒人の命も大切』 運動へ」、ウェルズ恵子編著『ヴァナキュラー文化と現代社会』(思文閣出版、2018年)
・「人種的〈他者〉としての黒人性—アメリカの人種ステレオタイプを例に」、兼子歩・貴堂嘉之編著『「ヘイト」の時代のアメリカ史—人種・民族・国籍を考える』(彩流社、2017年)
・「アメリカの歴史と現在—ヒップホップにみる公民権運動の記憶」、町田哲司監修、柏原和子・松原陽子編著『変容するアメリカの今』(大坂教育図書、2015年)
・“Lynching across the Pacific: Japanese Views and African American Responses in the Wartime Antilynching Campaign,” in William Carrigan and Christopher Waldrep, eds., Swift to Wrath: Lynching in Global Historical Perspective (University of Virginia Press, 2013)
・“The Politics of Sexuality in Billie Holiday’s ‘Strange Fruit,’” in Evelyn M. Simien, ed., Gender and Lynching: Politics of Memory (Palgrave Macmillan, 2011)
・「ベル・フックスを学び直すこと—学問の自由とブラック・フェミニズムの実践」、ベル・フックス著、里見実監訳、朴和美・堀田碧・吉原令子訳 『学ぶことは、とびこえること—自由のためのフェミニズム教育』 (解説、ちくま学芸文庫、2023年)
・「米国の知られざる虐殺事件 裕福な黒人居住区は壊滅した」 『朝日新聞デジタル』(インタビュー、2021年7月27日)
・「大坂なおみ選手の 『棄権』 とは何だったのか、日本で報じられない 『抗議の背景』」 『現代ビジネス』(寄稿、2020年9月9日)