VOL.6
2011年卒業
食品メーカーの海外営業部勤務
角野哲也さん

日本の良さを世界に広めたい!

現在はどこで、どのようなお仕事をなさっていますか。

食品メーカーの海外営業部で現在アメリカ・ロサンゼルスに駐在しております。仕事内容は主にWhole Foods Market等のアメリカンスーパーやメキシカンスーパーマーケットで商品を販売、得意先と共にマーケティングを行っております。現地の消費者と関わることも多いため、英語だけでなくスペイン語はもちろん、地域によってはドイツ語を使う機会にも恵まれております。

なぜ、現在の職場を選んだのですか?

日本の良さを世界に広めるために海外で働きたいという気持ちが強く、どの会社よりも1番早く行かせてくれそうな会社だと直感で選びました。幼少期にロサンゼルスに住んでいたことを会社の人財部に伝えたり、入社前に現在の職場を訪問したり、TOEICのテスト結果を提出したり、色々な方法で会社に意思表示をしました。おかげで入社1年後にドイツ・デュッセルドルフ(2年半駐在)、そして2015年にアメリカ・ロサンゼルスに横異動させてもらいました。

英語学科で学んでよかったと思うことは何ですか。

ディスカッション、映画研究、手話、音楽、歴史など、小さなものから大きなものまでたくさんあります。今の職場で特に役に立っているのは通訳入門で学んだ同時通訳のスキルです。弊社の海外事業はまだ発展途上で英語が全く話せない日本人がマネージャーになることもあり、私が日本人とアメリカ人の間に立って業務を円滑にすることがよくあります。

「英語」の必要性がますます高まっていますが、それについてどのように感じていますか?

様々な国の人たちと働く・生活する上で英語が最も大事なツールだと思いますし、今後その必要性は更に高まると思います。報告・連絡・相談を大事にする日本の会社で働くのであれば、言いたいことが言えないのは致命的だと思います。私は英語が使えているおかげで他国のビジネス文化をどんどん理解出来ていますし、英語の知識があるので、スペイン語やドイツ語をスムーズに習得することが出来ております。

今後の夢をお聞かせください。

11か国後話せるようになりたいです。それぞれの語学力に差はありますが、現在4か国語(日本語、英語、ドイツ語、スペイン語)を仕事やプライベートで使うことが出来ております。4ヶ国語よりも7ヶ国語、どうせなら11ヶ国語学んで誰も経験したことのない人生を歩んで、幸せになろうと夢みております。人と話すことが好きなので、これからの出会いを楽しみにしながら焦らずゆっくり外国語を習得していきます。

高校生へのメッセージ

短期的と長期的な目標を常に持って今を一生懸命生きて下さい(私自身にも言い聞かせています)。将来を悲観せず、やってて楽しいと思うことをどうやったら自分の仕事に出来るか、あれこれ考え始める良いタイミングだと思うので、頑張って下さい。

写真1.メキシカンスーパーマーケットのバイヤーとバーベーキュー

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写真2.上智大学の交換留学生との写真(カナダ・エドモントンにて)

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