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卒業論文・卒業研究
齊間 立樹さん(国際政治論研究コース)
僕は元々日本の安全保障に興味があり、国際関係研究では「外交政策」「比較政治学」「国際政治史」などの講義で国際政治の基本的な概念や歴史を学びました。卒業論文では憲法9条に関する国会答弁を時代ごと、トピックごとにまとめ、日本の安全保障政策の変遷を調べました。政治の知識はほとんどない上に、歴史が大の苦手だった僕がその両方をメインに勉強し、卒業論文のテーマにまで選ぶとは2年前までは考えられませんでした。
そのせいでもちろん苦労もしましたが、それでも勉強を続ける事が出来たのには2つ理由があります。1つ目は自由度の高さ。必修などがない分、自分の興味のある分野を好きなように勉強できたこと。2つ目はやはり楽しさ。今までは単なる事実や事件でしかなかった国家と国家の相互作用を学問的に理解することができたときは、言葉にできないほどの興奮を覚えました(僕は優秀な学生ではないので「理解」と言っても大したものではありませんが)。「国際政治になんとなく興味はあるけど知識はないし…」と二の足を踏んでいる人もいるかもしれませんが、そういう人にこそ国際関係研究をオススメしたいと思います。
(2012年度外国語学部ドイツ語学科卒業)