公開研究会「オーラルヒストリーと歴史研究」が6月22日(月)上智大学四谷キャンパスで開催されます

2015.06.17

公開研究会「オーラルヒストリーと歴史研究」

日時:2015年6月22日(月) 15時30分~18時00分
場所:上智大学四谷キャンパス 2号館5階506室

プログラム(15時開場、15時半開始):
(1) 「オーラルヒストリーの展開と課題-記憶と歴史、個人と社会」
    蘭 信三(上智大学:歴史社会学・国際社会学) 
(2)「コメント 歴史学にとってのオーラルヒストリー」
    松重充浩(日本大学:歴史学・東北アジア史研究)
(3)総合討論(17時~18時)

 言語論的転回以降、人文・社会科学では歴史認識問題が盛んに論じられ、同時にオーラルヒストリー研究は深化しました。その結果、文献史学とオーラル資料や表象にもとづく研究との間には新たな緊張関係が生じました。私たち「二〇世紀東アジアをめぐる人の移動」を課題とする社会学や歴史学を中心とする共同研究グループでも、文献資料にもとづくマクロな歴史分析と生活史・個人史というオーラル資料を併用してきましたが、オーラル資料や表象と歴史研究に関する共通認識を形成してきませんでした。
 そこで、国際ワークショップ「満洲をめぐる記憶と表象」(8月8日上智大学にて開催予定)と今回の研究会で、「歴史と記憶と表象」に関する基本的問題を論じていきます。
 今回は、8月ワークショップの前段として、蘭がオーラルヒストリーの展開と課題を歴史社会学の視点から報告し、松重充浩氏が東北アジア史研究からそれにコメントします。
 「オーラルヒストリーと歴史研究」に関心のある皆さんの参加を歓迎します。なお、会場の規模が限られていますので、ご参加の際には下記までご連絡ください。

お問い合わせはkaken25245060*gmail.comまで
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