日時 | 2022年9月25日(日) 15:30~17:00 |
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講師 | ▸杉崎鉱司氏(関西学院大学教授) |
開催方法 | ▸Zoomによるオンライン開催(要事前申し込み) |
対象者 | ▸研究者・大学院生 |
お申し込み | ▸要事前申し込み ▸申込み期間:9月9日(金)~9月23日(金) ご参加に必要な情報は、受付完了後、講演会前日の9月24日(土)にメールでご案内申し上げます。 |
講演概要 | 生成文法理論においては,母語知識の獲得は,生後に外界から取り込まれる言語経験と、人間に遺伝により生得的に備わっている母語獲得専用の仕組みである普遍文法(UG)との相互作用によって達成されると仮定されている。UG が母語獲得を支える先天的一要因として機能しているのであれば、①幼児の母語知識の本質的な部分が早い段階から成人の母語知識と同質であること、および②母語獲得過程に見られる発達上の変化がUGによって許容される言語間変異の範囲内に収まることが予測される。本発表では、wh不定詞節に関するSabel (2015, 2020)およびShlonsky & Soare (2011)の研究を理論的基盤として、英語におけるwh不定詞節の獲得過程を自然発話分析を通して詳細に分析することにより、上記の2つの予測の妥当性に対して新たな証拠を提示することを目的とする。 |
主催 | ▸国際言語情報研究所 |
フライヤー |