講演会

第14回シンポジウム 外国語教育の未来(あす)を拓く~共感をはぐくむ複言語教育~

日時2026年3月8日(日) 10:00-17:30
シンポジウム

第14回シンポジウム 外国語教育の未来(あす)を拓く~共感をはぐくむ複言語教育~

開催方法

▸対面とZoomによるハイフレックス開催
※基調講演は対面会場のみで、オンライン配信はありません

申し込み

対面参加、オンライン参加ともに事前申し込みが必要です
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*JACTFLのサイトに移動します

会場(対面開催)

▶上智大学四谷キャンパス6号館4階 408室、409室、410室
四谷キャンパスアクセスガイド

プログラム

9:30~ 受付開始
【第1部】 対面及びオンライン(Zoom)で実施
◇10:00~12:00
研究発表 「複言語・多言語教育の取り組み」
◆分科会1 (小学校・その他の部)408教室
司会進行: 北川 郁子(一般財団法人日本エスペラント協会

10:00~  「教える側」になることは何をもたらすのか―小学校における多言語・多文化教育実践を通した1年間にわたるタイ人留学生の学びの意味づけの変容に着目して―
磯本 崇仁(立教小学校)

10:30~  小学校における複言語・複文化学習のための交流授業の実践
大前 智美(大阪大学)、岩居 弘樹(大阪大学)

11:00~  複言語学習を支援するAI発音評価の予備的検証
岩居 弘樹(大阪大学)

 ◆分科会2 (高校・大学の部)409教室
司会進行:能登 慶和(獨協医科大学)

10:00~  何を手掛かりに語意を処理するか
小池 駿 (高校非常勤講師)

10:30~  中国と欧州の教師デジタル・コンピテンシー枠組みに基づく中国語教育の再設計
杉江 聡子(北海学園大学)

11:00~  中国語学習者は授業をどのように捉えているのか―リフレクションシートによる内在的認識の分析―
阿部 慎太郎(近畿大学)、西村 英希(近畿大学)

11:30~  日韓高校生の相互認識調査分析―日韓両国の言語学習者の視点から―
新長 太(広島県立海田高等学校)、鄭 賢煕(群馬大学、青山学院高等部)

◆分科会3 (大学の部)410教室
司会進行:大森 洋子(明治学院大学)

10:00~  日本語上級学習者の言語使用状況と複言語能力に関する意識―インタビュー調査から見えてきたこと―
近藤 裕美子(国際教養大学)、阿部 祐子(国際教養大学)

10:30~  大学の外国語自律学習支援からの示唆
山田 悦子(東京工芸大学)

11:00~  地域で行う絵本を用いた多文化・多言語活動:外国語専攻の学生の学びと地域へのインパクト
吉田 真美(京都外国語大学)

11:30~  2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)を探求する―外国語学部英語学科の4年次ゼミナールにおける試み―
神谷 善弘(大阪学院大学)

◇休憩 12:00~13:00

【第2部】 対面のみで実施 410教室
◇13:00~13:15
開会・挨拶
司会進行:郷司 雅子(埼玉県立浦和北高等学校)

池田 真(上智大学学務担当副学長)
吉田 研作(JACTFL理事長)
田井 祐子 (文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 外国語教育推進室長)

◇13:15~14:45
基調講演
中澤 英彦
(東京外国語大学名誉教授、ウクライナ研究会副会長、ヨーロッパ・アジア文化研究所副所長)

「ウクライナ戦争の終結を願い、その先の世界を見つめる
―ウクライナ、ウクライナ人、ウクライナ語の未来を支えるために―」

司会進行・講演者紹介:臼山 利信(筑波大学)

世界で気候変動が深刻化する中、ウクライナ戦争やイスラエル・ハマス戦争など、戦火がやまず、超大国が自国主義を振りかざす不幸な事態が続いている。ウクライナ戦争は決して人ごとではない。この戦争によって、ウクライナの人々の生活はもとより、言語意識や世界観などに変化が生じたのか、独立(1991年)後標準語化の道を歩んできたウクライナ語は、現在どのような位置付けで、どのような社会的機能を果たしているのか、ロシア語との関係はどのようになっているのか、ロシア語に対する人々の意識の変化はどうなったのか、戦争が言語や言語状況にどのような変化をもたらしたのか。ウクライナとそこで暮らす人びと、ウクライナの言語文化状況、言語教育状況など、興味は尽きない。本講演では、これらの問いについて、これまでウクライナ語研究、ウクライナ語教育に携わってきた者として、見聞きし考えてきたことをできる限り整理してお話したいと思う。

【第3部】 対面のみで実施 410教室
◇14:55~15:55
JACTFL企画 「組織文化をつくる言語戦略とCEFR の理念」 

親松 雅代(株式会社 メルカリLanguage Education Team/Organization & Talent Development)

司会進行・ディスカッサント:境  一三(獨協大学)

日本社会は急速に多言語・多文化化している。多くの企業で、言語・文化的背景の異なる人が同じ職場で働くという状況が拡大している。そこでは、異文化理解やインクルージョンが重要な課題として浮上してきた。また、生成AIの普及によって、業務の効率化が図られる一方、人間の役割は何か、コンピューターにはない創造性とは何かが厳しく問われている。
多国籍的組織である株式会社メルカリでは、言語教育チームを立ち上げ、このような問題に取り組んできた。その中で注目されたのが、CEFRの「複言語・複文化主義」、「行動中心主義」、「仲介」などの理念である。こうした取り組みを知ることは、学校の言語教育にも多くの刺激とヒントを与えることになるだろう。
単なる言語教育の枠を超えて、「企業ミッションを実現する組織文化」を育てるための言語戦略について、メルカリ社で中心的な役割を果たし、『組織文化をつくる言語戦略』(2025年、三修社)を出版された親松雅代氏にお話を伺い、ディスカッションする。

 【第4部】 対面のみで実施 410教室
◇16:10~17:30
次世代の報告 「多様な外国語を学ぶ高校生の声」#伝えたい!○○語の魅力 #2026

司会進行:早稲田大学高等学院 3年生(ロシア語)
関東国際高等学校 3年生(タイ語)

JACTFLは設立当初より、中等教育、特に高校における多様な外国語教育の普及・推進を活動目的としてきた。その間、主に教育制度の問題に焦点を当て、会員の様々な研究を紹介してきたが、直接、学習者である高校生の意見や要望に耳を傾ける機会は乏しかったと言える。
そこで、前々回のシンポジウムにおいて、初めて会場で高校生の声を直接聞く機会を設け、フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語、中国語、韓国語を学ぶ高校生たちに、同じ年代の高校生に向けたメッセージを伝えてもらった。そして前回のシンポジウムでも一昨年に引き続き、多様な外国語を学ぶ高校生の声を多数紹介した。
今年は、高校生の率直な意見を紹介するとともに、各高校で教育を担当している教員の皆さんに参加していただき、会場の皆さんと一緒に、高校における多様な外国語教育の現状理解と今後に向けての意見交換を進めていきたい。

◆発表校・学年(各校3〜4名)
フランス語
白百合学園中学高等学校 2年生
アサンプション国際中学校高等学校 3年生
関東国際高等学校 2年生

ドイツ語
獨協中学・高等学校 2年生
埼玉県立伊奈学園総合高等学校 2年生
東京都立北園高等学校 1年生

中国語
立命館宇治中学校・高等学校 2年生
愛知工業大学名電高等学校 2年生
横浜市立みなと総合高等学校 1年生

韓国語
東京都立芦花高等学校 3年生
東京都立世田谷総合高等学校 2年生
八千代松陰高等学校 3年生

スペイン語
奈良県立国際高等学校 2年生
奈良県立国際高等学校 2年生
東京都立桜修館中等教育学校 4年生
神奈川県立深沢高等学校 2年生

◆高校の各言語教員グループ座談会
司会進行:黒澤 眞爾(関東国際高等学校)
登壇者:
フランス語 菅沼 浩子  日仏高等学校ネットワークコリブリ(アサンプション国際高等学校)
ドイツ語  池谷 尚美    高等学校ドイツ語教育研究会(横浜市立みなと総合高等学校)
中国語 安武 正 高等学校中国語教育研究会(東京都立北園高等学校)
韓国語 石黒 みのり 高等学校韓国朝鮮語教育ネットワーク(東京都立青梅総合高等学校)
スペイン語     高野 正之 高等学校スペイン語教育ネットワーク(奈良県立国際高等学校)

◇17:30
閉会

開催体制

企画協力:一般社団法人日本外国語教育推進機構
後援:文部科学省、外務省、東京都教育委員会
協力:公益財団法人国際文化フォーラム
協賛:一般社団法人Global8、株式会社ガクサポ※第4部に対して協賛
主催:上智大学国際言語情報研究所

フライヤー

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