2026年01月14日 10:15:01

セミナー「パートナーシップから考える東南アジアの博物館:誰が誰に向けて何を発信するのか」

開催趣旨:東南アジアにおける博物館が近代以降特に植民地的権力によって形成されたことは、多くの専攻研究が指摘してきました。近年、こうした植民地主義的収集に成り立つ博物館の脱植民地化を問い直す議論が活発化すると同時に、実践面ではいかに地域の知を博物館に取り込んでいくかという従来とは異なる多様な協働(パートナーシップ)に注目が集まっています。本セミナーでは、地域研究的視座から東南アジアの博物館の現在地を整理し、博物館という場に展開する多様な価値観について理解を深めることを目的とします。登壇者はいずれも『東南アジアの文化遺産とミュージアム』(徳澤啓一・山形眞理子編2023、雄山閣)へ論考を寄稿しています。合わせてお読みいただければ幸いです。

プログラム
開会挨拶・趣旨説明 13:00 丸井雅子(上智大学)
基調講演13:15-14:15 林菜央(ユネスコ世界遺産条約局専門官)
「記憶をつなぐ実装:メコン3国の"共通史"から〈私〉へ 
―世界遺産ミュージアムプロジェクトが生んだ対話と包摂の実践」
(質疑応答14:15ー14:25)
発表14:30-15:10 小田島理絵(東京女子大学・特任准教授)
「ミュージアムと道徳的仕組みー参与観察者からみた公共財産の伝統と近代ー」
(質疑応答15:10-15:15)
発表15:20-16:00 丸井雅子(上智大学総合グローバル学部・教授)
「カンボジア・アンコール遺跡のナラティブーパブリック・アーケオロジーと博物館ー」
(質疑応答16:00-16:05)
ディスカッション16:15-17:00
17:00 閉会

主催等主催:アジア文化研究所(共同研究「文化遺産の学際的研究」)
共催:JSPS科研費基盤(B)25K03377「文化観光を支える博物館の役割論ー東南アジアの先行的実践例の検証を中心として−」(代表:岡山理科大学徳澤啓一)
日時2026年1月24日(土)13:00-17:00
テーマ「パートナーシップから考える東南アジアの博物館:誰が誰に向けて何を発信するのか」
講師林菜央(ユネスコ世界遺産条約局専門官)
小田島理絵(東京女子大学・特任准教授)
丸井雅子(上智大学総合グローバル学部・教授)
会場対面・オンライン併用
オンライン:Zoomミーティング
会場:上智大学四谷キャンパス6号館2階204教室
使用言語日本語
お申し込み会場およびオンライン参加いずれの場合も、1月23日(金)12時までに参加申し込みをお願いいたします。申し込みされた方全員宛に、24日午前中までに、Zoomミーティング情報を送信します。
https://forms.gle/gGKy6BLKwcULfu4u5
お問い合わせi-asianc@sophia.ac.jp