2025年01月14日 19:09:37
第1部 アジアのドキュメンタリー映画上映会「SIKAT SUBAR (闘鶏:東ティモールの国民文化)」13:00-15:00 概要:かつてはティモールの祝祭の際の娯楽の一つだった闘鶏は、独立後、多額の資金が投じられる国民的ギャンブルになっている。この東ティモールの国民文化である「闘鶏」にスポットを当てることで、独立後の東ティモールの社会、文化のさまざまな側面を浮き彫りにする。 監督:ディオゴ・ペソア・デ・アンドラーデ 言語:テトゥン語、ポルトガル語(字幕:日本語、英語) 上映時間:94分 SIKAT SUBAR公式ウェブサイト https://www.sikatsubar.com/ 解説:福武慎太郎(上智大学アジア文化研究所所員/上智大学総合グローバル学部) 第2部「独立後の東ティモールの20年といま」15:00-17:00 言語:日本語、英語、テトゥン語(テトゥン語に関しては逐次通訳あり) 独立の是非を問う住民投票から四半世紀、正式独立より20年余り、2022年にASEAN加盟が原則承認された東ティモールについて、正式独立後の20年の東ティモールの政治、経済を検証します。 ゲストスピーカーとして、政府や国際機関の開発事業のモニタリングを専門とするNGOラオ・ハムトゥックのマリアノ・フェレイラ氏を招き、独立後の東ティモールの20年をふりかえるとともに、2023年に誕生したシャナナ・グスマン政権後の1年を検証します。 登壇者: ・マリアノ・フェレイラ NGO「ラオ・ハムトゥック」研究員 1974年生まれ。東ティモール人。インドネシア国立ジェンベル大学経済学部経営学 科中退。大学在学中に東ティモール学生民族抵抗組織レネティルの一員となり、東ティモールの自決権を求める抵抗闘争に加わる。99年、住民投票の実施が決まると同時に 東ティモールに戻り、人権団体ヤヤサン・ハックのスタッフとして人道活動やコミュニ ティエンパワーメントに従事。2009年より開発モニタリングを専門とするNGOラオ・ハムトゥクで農業、土地問題、経済分野の研究員として調査、アドボカシー活動をおこなう。 ・イリディオ・シメネス・ダ・コスタ(駐日東ティモール大使) ・阿部健一(総合地球環境学研究所、平和環境もやいネット) ・上田逹(摂南大学国際学部) ・土屋喜生(京都大学東南アジア地域研究研究所) 司会:福武慎太郎