2024年08月23日 14:59:27
移民の子どもの母語教育に関する映画上映会を開催します。 一般の方のご来場を歓迎します。お誘いあわせの上、お越しください。 映画上映会 In Between-In Search of Native Language Spaces- 『はざまー母語のための場をさがしてー』 プログラム:映画上映、監督との質疑応答、ならびに、MICLEプロジェクトによる調査報告 対象:外国ルーツの子どもと関わっている教員、支援者、学生、一般 言語:音声は日本語・英語ほか、日本語字幕あり 参加費:無料 監督:朴基浩(ぱく きほ) 立命館アジア太平洋大学(APU)卒業後、通信制・定時制高校生の直面する「進路未決定」の課題を知り、NPO法人D×P(現:認定NPO法人D×P)を設立。主に夜間定時制高校や、通信制高校での正課授業としてのキャリア教育プログラムをてがけ、体験学習プログラム、居場所事業などを展開。同法人の共同代表を2015年に退任後、映像制作を始め、「女性の生理」を捉えたドキュメンタリー作品で映画祭入賞。ローカルコーディネーターとしてBBCやAl Jazeeraなどの番組制作に参画するほか、NPO法人クロスベイス理事、NPO法人IKUNO・多文化ふらっとアドバイザーも務める。 日常使用言語は日本語、母語は朝鮮・韓国語。在日コリアンとして生を受けた私にとって、それは当たり前のことでした。いわゆる「バイリンガル」として成長するなかで、日本という国が「モノリンガル」的社会であることに気付いたのは随分と時間が経ってからでした。そこから数十年という時が過ぎ、日本は今「移民国家」になろうとしています。日本にやってくる外国ルーツの人々の母語は誰が保証するのでしょうか。彼らを受け入れる日本はここ数十年でどう変わってきたのでしょうか。あちらとこちらを往来し続ける私の視点によるこの映画を通じて、みなさんと一緒に考えてみたいです。