2023年05月09日 13:40:29
<本科研の研究目的> 「建国の父」科研(基盤B「権威主義体制の正統性としての「建国の父」―その継承と変容の比較研究」)では、アジア地域から10数か国を選び、独立時や革命時に「建国の父」として崇められた人物の実際の歩みを再確認し、かつその人物が独立後や革命後の政権によってどのように扱われ、国民によっていかに受け止められてきたのかを比較検討することを目的としています。2020年度より4年計画で開始しました。具体的には下記の国々とそれぞれの「建国の父」を考察対象としています。 中国(毛沢東)、北朝鮮(金日成)、韓国(李承晩)、台湾(蒋介石) ベトナム(ホー・チ・ミン)、ビルマ/ミャンマー(アウンサン)、 カンボジア(シハヌーク)、インドネシア(スカルノ)、 パキスタン(ジンナー)、カザフスタン(ナザルバエフ)ほか中央アジア5か国 なお、今年度第2回(通算第5回・最終回)の講演会は下記の日程で実施します。7月に別途詳細をお知らせします。 2023年8月5日(土)14時〜16時 パキスタン(ジンナー)、中央アジア諸国(ナザルバエフほか) 研究最終年にあたる今年度は成果刊行物の出版を目指し、年度末に彩流社より一般向けの論集(タイトル未定)を出す予定です。