■ 講演会

2022年10月14日 14:55:28

映画「徳林寺の空の下〜別れと出会い〜」&トーク・プログラムが2022年12月10日(土)に開催されます。

名古屋市の徳林寺は、コロナ禍で帰国が困難になったベトナム人らを長期にわたって受け入れた。映像人類学者で移民研究者でもあるディペシュ・カレルは、寺にやってくる外国人、日本人、寺の住職やボランティアの様子を記録し、ドキュメンタリー映画にまとめた。
寺に出入りする日本人は「ただみんながここに集まって、おしゃべりしたり、一緒にご飯を食べたりしただけ。困ったことがあればできる範囲で助け合うのも当たり前のこと。それが特別なことに思われるような今の日本社会が問題なのかもしれない」と言う。
上映後、作品に登場する関係者と制作者によるトークプログラムを通じて、国籍や宗教の違いを越えた相互理解と共感を育む包摂的な社会の創造について考える。

主催主催:上智大学アジア文化研究所 

映像制作助成:トヨタ財団2020年度国際助成プロジェクト「日本にいる外国人留学生のVisual Ethnography 包摂的な社会の創造に向けて相互理解を深め共感を育む」、日本学術振興会2018年度外国人特別研究員奨励費「社会統合か平行社会の創出か:南アジアから日本への移民の映像で描く民族の地景の変化」
日時2022年12月10日(土)13:00-16:00
映画「徳林寺の空の下〜別れと出会い〜」
(監督:ディペシュ・カレル、100分、音声:ベトナム語、日本語、日本語字幕あり)
登壇者高岡秀暢(愛知県名古屋市相生山徳林寺 住職)
NGUYEN THANH NHON (同 ベトナム人僧侶)
土井佳彦(NPO法人多文化共生リソースセンター東海 代表理事)
ディペシュ・カレル(映像人類学者、東京大学大学院情報学環・学際情報学府 客員研究員)
齊藤麻実(Media Support International)
会場(対面とWebinar併用)上智大学四谷キャンパス2号館414号教室(会場参加は先着70名まで)
https://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya.html
申し込み1)対面会場参加者用 https://x.gd/puG24 
2)Webinar参加者用 https://x.gd/lIVYC 
問い合わせi-asianc@sophia.ac.jp