■ 講演会

2021年07月12日 11:17:36

「文化遺産の学際的研究」講演会「疑わしい史跡:真実性はどれほど重要か」を2021年7月27日(火)オンライン開催します。

文化人類学や観光研究における真実性(authenticity)概念の相対化を受け、文化遺産マネジメントにおいても、史跡(heritage sites)の真実性を柔軟に評価・理解しようとする動きが広がっている。しかし、こうした考え方をもってしても捉えきれないほどに真実性が欠如したーかのように我々にはみえる―史跡が存在する。地域に流布する伝説のみが価値を裏付ける史跡、伝説地である。真実性はなさそうだが、長い間大事にされてきた伝説地に、我々はどのように向き合えば良いのだろうか。本発表では、日本の将門塚(東京都千代田区)や桜井駅跡(大阪府島本町)などを入り口として、世界各地にある伝説地の位置づけを考える。

主催上智大学アジア文化研究所
日時2021年7月27日(火)13:30−15:00
テーマ「疑わしい史跡:真実性はどれほど重要か」
講師松田陽氏(東京大学大学院人文社会系研究科)
参加方法事前登録制です。次のURLから登録を済ませてください。
*https://forms.gle/ZcPGUUgqVbSRpraaA
*開催前日までに、登録メールアドレス宛にミーティング情報をお送りします。
*登録期限(7月25日)
問い合わせi-asianc@sophia.ac.jp