■ 講演会

2016年05月24日 11:15:31

アジア研究セミナー2016年度第1回「アンコール・ワットの歴史と人々のくらし」が2016年6月10日(金)に開催されます。

12世紀前半にヒンドゥー教寺院として建造されたアンコール・ワットは、その後の歴史展開のなかで上座仏教寺院へと変容を遂げます。15世紀以降、中世のアンコール・ワットは寺院内に残された碑文からその様子をうかがい知ることができます。講演前半は、アンコール・ワットの歴史を振り返りながら、特に一般にはまだなじみのないカンボジアの中世史とその時期のアンコール・ワットに注目し、わかりやすく説明します。また、後半はカンボジアの人にとってのアンコール遺跡について、今も続く信仰の具体例を紹介します。
第一部 アンコール・ワットと中世碑文 17:40−18:30
第二部 カンボジアの人にとってのアンコール遺跡 18:40−19:30

主催上智大学アジア文化研究所
日時2016年6月10日(金)17:40〜19:30
テーマアンコール・ワットの歴史と人々のくらし
講師ニム・ソティーブン(上智大学アジア文化研究所客員所員)
Nhim Sotheavin
カンボジア王立芸術大学考古学部卒業後、上智大学大学院へ進学。2014年博士号(地域研究)取得。2014年から本学にてカンボジア語中級を担当。専門は歴史学、カンボジア中世史。王立芸術大学学生を対象とした専門研修、人材養成にも従事。
会場上智大学四ツ谷キャンパス 
12号館2階201号教室
http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_Yotsuya http://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/map/map_yotsuya 
申込み無料、事前登録不要。直接会場にお越しください。どなたでもご参加いただけます。
問い合わせ上智大学アジア文化研究所 
Email: i-asianc@sophia.ac.jp