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インドネシア文献学セミナー

日時:2006年2月13日(月)-15日(水)
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 3階マルチメディアセミナー室(306)
主催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、フィールドサイエンス研究企画センター

趣旨

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、中東・イスラーム研究教育プロジェクトならびに共同研究プロジェクト「マレー世界の地方文化」の一環として、インドネシア文献学セミナーを開催します。
 本セミナーでは、現在のインドネシア共和国、マレーシア王国を中心とする島嶼部東南アジアを広くインドネシアとして捉え、この地域の固有の文書についての知識を深め、それらを用いた研究の可能性を探ります。この地域はイスラーム圏の東端に位置すると同時に、古くからインドの影響を受け、豊かな文字文化が花開きました。インドネシア諸語によって書かれた古文献は、これまで、研究対象になることも、研究の資料とされることも稀でしたが、歴史、文化の研究の新たな資料として、いま注目を浴びています。
 本セミナーでは、現在、アジア・アフリカ言語文化研究所に滞在中のティティック・プジアストゥティさん(インドネシア大学文学部講師・インドネシア写本学会-MANASSA-会長)を中心に、インドネシアの文献学・写本学に関する紹介を行うほか、インド文献学の伝統と東南アジアの文字文化に関する解説、さらにインドネシアに関して古文献を用いた研究を行ってきた研究者のコメントを加え、現在、インドネシア諸語の文献を用いた研究を行っている研究者、あるいは、これから始めようとする研究者の層の拡大を図ります。

プログラム

2月13日(月)

2月14日(火)

2月15日(水)