ジャウィ文書研究会の2006（平成18）年度の活動

活動記録

• 第27回ジャウィ文書研究会
• 日時：2006年5月21日（日）10:30-18:00
• 場所：東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階セミナー室301号室
1. 上智大学プロジェクトの提案
2. 昨年12月アチェ調査の報告
3. 今年2月スンバワ島調査の報告
4. ハドラマウト調査の報告
5. ジャウィ講読文献の提案
6. 7月末開催予定のMANASSA国際シンポジウムの案内
7. その他

• 第28回ジャウィ文書研究会
• 日時：2006年7月2日（日）10:30-17:00
• 場所：東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階セミナー室301号室
1. 発表「パタニを表象するものWeb上の南タイ分離主義運動」（黒田景子　鹿児島大学）
2. 発表「マラナオ語雑誌『新時代』創刊号巻頭言」（川島　緑　上智大学）
3. ジャウィ文献購読：カラム創刊号 pp.3-4
4. その他（連絡など）

• ジャワ文献学セミナー
• 主催：東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、フィールドサイエンス研究企画センター、中東・イスラーム研究教育プロジェクト
• 日時：2006年5月12日（金）・26日（金）、6月16日（金）・23日（金）、7月7日（金）・21日（金）、16:30-19:45
• 場所：東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階マルチメディアセミナー室306号室（ただし、6月23日は5階IRC（情報資源利用研究センター）内FSCスペース（502号室）、7月21日は3階セミナー室（301号室）となります）
• アジア・アフリカ言語文化研究所に滞在中のティティック・プジアストゥティさん（インドネシア大学文学部講師・インドネシア写本学会MANASSA会長）を中心に、ジャワ語の研修を含む、ジャワ語、ジャワ文字の文献に関する講義と演習を行いました。

• 第29回ジャウィ文書研究会
• 日時：2006年9月23日（土）秋分の日 13:00-18:30
• 場所：京都大学地域研究統合情報センター3階大会議室
• 第29回ジャウィ文書研究会は、科研費プロジェクト「イスラム教圏東南アジアにおける学知の制度化と実践」の共同研究会「イスラム教圏東南アジアにおける社会秩序の構築と変容」との共同主催で、国際ワークショップ「東南アジアにおけるジャウィ伝統の再検討」（Re-examining the Jawi Tradition in Southeast Asia）として開催されました。こちらにプログラム（PDF）があります。

• 第30回ジャウィ文書研究会
• 日時：2006年10月21日（土）10:30-17:00
• 場所：東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所304号室 ［報告］
1. 発表：「ローマ字によるジャウィ文献目録構築の試みと課題―『カラム』誌のデジタル化プロジェクトを例として」（山本博之，京都大学地域研究統合情報センター）
2. 議題：「イスラーム地域研究上智拠点について」（川島緑，上智大学）
3. 報告：「アチェ写本調査報告：アリ・ハシミ教育財団所蔵カタログ出版などを例に」（菅原由美，天理大学）
4. 報告：「2006年夏のジャウィ文書調査報告：アチェの在地文書とインドネシア国立図書館所蔵ジャウィ定期刊行物」（新井和広，東京外国語大学AA研）
5. ジャウィ文書講読：『カラム』誌創刊号序言 pp. 3-4

• 第31回ジャウィ文書研究会（東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究「マレー世界における地方文化」共催）
• 日時：2006年11月23日（木・勤労感謝の日）13:00-18:00
• 場所：東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所セミナー室(301)
1. 坪井 祐司(東京大学大学院)　「19世紀後半、英領マラヤ・スランゴル州の植民地行政におけるジャウィの位置づけ」
2. 西尾 寛治(立教大学)　「ジャウィ文献紹介：Aturan Setia Bugis dengan Melay」
3. ジャウィ文書講読：Qalam、al-Fatwaa

• 第32回ジャウィ文書研究会（上智大学アジア文化研究所イスラーム地域研究拠点グループ２共催）
• 日時：2007年1月12日(金）15：00～1月14日(日)11：00
• 場所：天理大学
• 1月12日(金）：天理大学図書館、天理教神殿・礼拝場見学
• 1月13日(土）：天理大学3階第3会議室
1. 小林寧子「インドネシア・イスラーム研究とMartin Van Bruinessen」
2. 国谷徹：「Azmardi Azra著、The Origin of Islamic Reformism in Southeast Asia: Networks of Malay-Indonesian and Middle-Eastern 'Ulama' in the 17th and 18th Centuriesの紹介とレビュー」
3. 菅原由美・服部美奈：「M.Van Bruinessen著、Kitab Kuning:Pesantren dan Tarekat: Tradisi-Tradisi Islam diIndonesiaの紹介とレビュー」
4. 坪井祐司：「Mohd.Nor Bin Ngah著、 Kitab Jawi: Islamic Thought of the Malay Muslim Scholarsの紹介とレビュー」
• 1月14日(日）：天理大学研究棟3階第3会議室
• 研究活動打ち合わせ
  

• 第33回ジャウィ文書研究会（東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究「マレー世界における地方文化」共催）
• 日時：2007年2月16日（金）11:00-18:00
• 場所：東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所301
1. 西尾寛治（東洋文庫）　「Michael Laffan, Islamic Nationhood and Colonial Indonesia: The Umma Below the Winds」
2. 坪井祐司（東京大学大学院）　「Anthony Milner, The invention of politics in colonial Malaya : contesting nationalism and the expansion of the public sphere 」
3. 山本博之（京都大学）　「研究紹介：Ariffin Omar, Bangsa Melayu: Malay Concepts of Democracy and Community, 1945-1950」
   

• 第34回ジャウィ文書研究会（上智大学アジア文化研究所イスラーム地域研究拠点グループ２共催）
  国際ワークショップ「海域東南アジアにおける奴隷交易と社会変容」
  Slave Trade and the Transformation of Societies in the Maritime Southeast Asia
• 日時：2007年3月26日（月）13:00-17:30
• 場所：上智大学7号館12階第２会議室
1. James Warren (Murdoch University) "The Port of Jolo and the Sulu Zone Slave Trade: An 1845 Report"
2. 奥島美夏/Okushima Mika (神田外国語大学） "Destruction and Reorganization of "Tanah Tidung", or Northeast Borneo: The Natives' Response towards the Sulu Sultanate and the Establishment of the Bulungan Sultanate"