日本外国語専門学校の学生達の訪問(2019年7月3日(水)上智大学)
2019年度報告
イスラーム研究センターでは、研究成果の社会還元の一環として、これまで高校での出前授業を行ったり、様々な機関からの訪問を受けて相互交流を行ったり、現地事情などの質問に答えたりしてきた。
今回は、日本外国語専門学校の学生たちの訪問を受け、イスラームと訪問者たちが特に関心を持つモロッコについて、センターの研究事業にも関わっている私市正年・上智大学名誉教授が解説を行った。
同席していた報告者としては、フランスの植民地としてのモロッコとアルジェリアの違いや、北アフリカのアルジェリアやリビア、エジプトと異なり「アラブの春」でも体制が継続できたモロッコの位置付けについて、改めて注目できた点が有意義であった。学生たちからの活発な質問を受け、あっという間の1時間半であった。
文責:岡戸真幸 人間文化研究機構総合人間文化研究推進センター