講演
NIHU現代中東地域研究二拠点(国立民族博物館・上智大学イスラーム研究センター)主催による特別映像講演・パネルディスカッション「ポスト・オリエンタリズムの論客と迫るアメリカ・イラン関係」
【15日 10時半最新情報】
ハミッド・ダバシ先生によるビデオレクチャーについて、最終的には、諸般の事情で中止となりました。16日の下記、講演会は、第2部のパネルディスカッション「ポスト・オリエンタリズムから考えるイランと日本」を中心に行います。
ハミッド・ダバシ先生のご来日やご本人のビデオでの講演を楽しみにされていた方には、大変残念なお知らせとなりましたが、悪しからずご了承頂ければ幸甚に存じます。プログラムの変更となりましたが、多くの方のご来場を心よりお待ち申し上げております。
このたびNIHU現代中東地域研究では、国立民族博物館と上智大学イスラーム研究センターの二拠点の協力により、コロンビア大学のハミッド・ダバシ(ハーミド・ダッバーシー)先生をお招きし、緊張のアメリカーイラン関係を紐解く講演会を開催いたします。
ダバシ先生は、ポスト・エドワード・サイードと呼び声の高いイラン出身の越境的在米知識人の論客であり、ポスト・オリエンタリズム論を展開されております。
大変貴重な機会となっておりますので、是非奮ってご参加ください。
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特別映像講演・パネルディスカッション「ポスト・オリエンタリズムの論客と迫るアメリカ・イラン関係」
【日時】2020年2月16日(日) 14:00~17:00(13:30開場)
【会場】上智大学四谷キャンパス2号館17階 1702
https://www.sophia.ac.jp/jpn/info/access/accessguide/access_yotsuya.html
【定員】120名(事前予約不要・先着順)
【プログラム】
第一部 特別映像講演
司会:黒田賢治(国立民族学博物館)
14:00~14:05 変更点についての説明
14:05~14:10 開会の辞:赤堀雅幸(上智大学)
14:10~15:10 特別映像講演「アメリカとイラン-悲しき叙事詩(サガ)」
ハミッド・ダバシ(コロンビア大学)
言語:英語(日本語字幕予定)
15:10~15:30 休憩
第二部 パネルディスカッション 「ポスト・オリエンタリズムから考えるイランと日本」16:10~17:00
ファシリテーター:栗田禎子(千葉大学)
討論者:本橋哲也(東京経済大学)、洪貴義(早稲田大学)、早尾貴紀(東京経済大学)、黒田賢治
総合討論
閉会の辞
【問合せ】黒田賢治(kenjikuroda@minpaku.ac.jp)@マークは、半角に直して下さい。
【講演者紹介】
アメリカ、コロンビア大学教授。1951年にイラン南西部のアフヴァーズに生まれる。イラン・イスラームの研究を基本としながら、広く中東地域の歴史・政治・文化について研究活動に従事。2000年代に入ってからは、特に旺盛な執筆活動を続け、中東諸国の社会変動やアメリカの対中東政策についての評論を多く発信してきた。エドワード・サイード亡き後(2003年没)、中東出身の越境的在米知識人の論客として、その発言は常に注目されてきた。2008年に上梓した『ポスト・オリエンタリズム』は、サイードの思想やポストコロニアリズムを超えて中東‐西洋関係を問い直す新古典として呼び声が高い。
【運営】 NIHU現代中東地域研究国立民族学博物館・上智大学研究機構イスラーム研究センター、JSPS科研費(18k18270)