「英米現代哲学勉強会」では、20世紀から21世紀にかけて発展した分析哲学の入門書(比較的短めのもの)を多様な分野にわたって講読することで英米現代哲学の基礎を学びます。分析哲学とは、論理的な明晰さを重視し、私たちの常識や概念を精密に分析する現代哲学の一分野です。分析哲学では、哲学史の広範な知識や高度な外国語読解力は必須でなく、議論を丁寧に追えれさえすれば、テキストの理解を深めることができます。そのため、初心者でも無理なく学び始められるのが特徴です。これまでに、認識論(D. プリチャード『知識とは何だろうか: 認識論入門』)、心の哲学(T. クレイン『心は機械で作れるか』)などを扱ってきました。今学期は、法哲学または言語哲学の入門的なテキストを講読する予定です。
本勉強会は、学部2年生が最も多いフレッシュな研究会です。哲学史には詳しくないけど自分で考えるのが好きな方、上智大学では触れる機会の少ない分析哲学の雰囲気を知りたい方は、ぜひ気軽に連絡してください!
(内部生限定)。
♢ジャンル:現代哲学・分析哲学・言語哲学・論理学・法哲学・認識論・入門書通読
♢日時:毎週火曜2限
♢場所:7号館3階哲学科共用室
♢代表者/連絡先:星拓也(t-hoshi-2p7@eagle.sophia.ac.jp)
ウィトゲンシュタイン研究会
昨年度まで論理哲学論考研究会という名前で活動していました。現在は、ウィトゲンシュタインの代表的な著作の一つである『哲学探究』を読んでいます。途中から参加することにハードルが高いと感じるかもしれませんが、『哲学探究』は日常的な言葉を用いた比較的短い文章から構成されており、どこから読んでも哲学的な考察に誘われるようになっています。
アクティブに参加しているのは五人ほどで、優しく落ち着いた雰囲気の読書会です。気軽にお越しください。
♢日時:火曜6限(19:30-21:00ごろ)。参加者と相談して変更する可能性あり。
♢場所:オンライン(zoom)
♢代表者/連絡先:清川哲太(OB) whjh4j1@gmail.com
開催の日時と場所は変更される可能性があります。また、ここに全ての研究会が載っているわけではありません。
哲研前の掲示板に各研究会の研究室利用時間・場所について、詳細が掲示されます。
各自確認してください。