世界にひとつ、東巴経典の写本
2013年8月の調査で、中国雲南省の少数民族納西族の呪師、東巴(トンパ)からいただいた肉筆の東巴経典。現在世界で唯一機能する絵文字で書かれた、鴉鳴(烏の鳴き声)をめぐる占いの書物です。10世紀の敦煌文書やチベットの古文献とも繋がりを持ち、日本列島の各地に残る習俗とも比較可能な内容で、環東シナ海の文化的交流を考察できる貴重な資料です。
2013年8月の調査で、中国雲南省の少数民族納西族の呪師、東巴(トンパ)からいただいた肉筆の東巴経典。現在世界で唯一機能する絵文字で書かれた、鴉鳴(烏の鳴き声)をめぐる占いの書物です。10世紀の敦煌文書やチベットの古文献とも繋がりを持ち、日本列島の各地に残る習俗とも比較可能な内容で、環東シナ海の文化的交流を考察できる貴重な資料です。