HOME > 留学制度
留学の形態には長期留学と短期留学があり、長期留学も大きくわけて「交換留学」と「一般留学」の二つがあります。短期留学も語学を強化できる「海外短期語学講座」と語学と専門知識を同時に身に付けられる「海外短期研修」の二つがあります。 なお、ドイツ語学科には、これらの留学に加えて「在外履修」という制度があります。
長期留学
1.交換留学
上智大学と協定を結んでいる海外の協定校に留学することを「交換留学」といいます。特に外国語学部の学生に人気なのは、英語圏、ドイツ語圏、フランス語圏、イスパニア語圏、ロシア語圏、ポルトガル語圏への留学です。もちろん、自分の第一外国語が話されている国を留学先として選ぶということもできますが、最近では第二外国語が話されている国で勉強したいという学生も増えています。例えば、英語学科の学生でも、イスパニア語と英語の両方を習得したいという理由で、スペインの大学で英語の授業を受けながら、日常生活においてはイスパニア語を、あるいはカナダの大学で英語の授業を受けながらフランス語を勉強することもできます。
もちろん、すべての学生が希望する国・大学に留学できるというわけではありません。学業成績、語学能力、面接試験の結果をもとに総合点を算出し、得点の高い者から希望する大学への留学が認められます。ただし、規定を満たしている限り、第一希望の留学先に固執しなければ、希望者のほぼ全員が交換留学をすることはできます。留学期間は1年間または1学期間で、留学中の学費は上智大学にのみ納入します。留学先で取得した単位は最高30単位まで本学の単位に換算することができます。
2.一般留学
交換留学以外の方法で長期(1~2年)留学するには、「一般留学」「休学による海外勉学」があります。一般留学は、学位授与権のある大学に、事前に所属学部長・学科長の許可を受けて留学するもので、留学先は自由に選ぶことができ、留学先で取得した単位は最高30単位まで本学の単位に換算することができます。ただし、留学手続きはすべて個人で行います。学費は本学と留学先大学の双方に納入する必要があります。
3.休学による海外留学
本学を休学して海外勉学をする場合、留学先の制限はありません。休学期間の授業料は減額されますが、休学期間は修業年限に算入されないため、4年間で卒業することはできません。本学休学中に留学先で単位を取得しても、本学の単位認定はできません。
短期留学
短期留学には「海外短期語学講座」と、よりアカデミックな「海外短期研修」があり、それぞれ夏期と春期があります。
1.海外短期語学講座
夏期・春期休暇中に開催される語学強化プログラム。期間は3~5週間程度。アメリカ、ドイツ、フランス、オーストラリア、中国など多様な国々の大学で、実践的な語学を学びます。フィールドトリップや文化体験ができるプログラムもあります。
(a) 春期休暇 語学講座
英語圏 | ウーロンゴン大学、クイーンズランド大学、オークランド大学、カリフォルニア大学デービス校、ブリティッシュ・コロンビア大学 |
---|---|
イスパニア語圏 | バルセロナ自治大学 |
中国語圏 | 北京大学 |
韓国語圏 | 西江大学 |
フランス語圏 | アンジェ西カトリック大学など |
(b) 夏期休暇 語学講座
英語圏 | カリフォルニア大学デービス校、ノースカロライナ大学シャーロット校、マギル大学、オークランド大学、ロンドン大学(SOAS)、アテネオ・デ・マニラ大学 |
---|---|
ドイツ語圏 | フライブルク大学 |
イタリア語圏 | ペルージャ外国人大学 |
中国語圏 | 香港中文大学 |
コリア語圏 | 韓国カトリック大学、韓国外国語大学など |
2.海外短期研修
一定の語学力を身に付けている学生が対象。夏期・春期休暇を利用して海外の大学で専門分野を学びます。専門の知識と外国語力を同時にアップさせるには絶好の機会です。英語学科の学生は、すでに英語能力が高いので、理由があって長期の留学ができないけれど、留学はしたいという学生には「海外短期研修」を勧めています。
(a) 春期休暇 短期研修
英語圏 | ノースカロライナ大学シャーロット校、パリ政治学院、ESSCA |
---|
(b) 夏期休暇 短期研修
英語圏 | カリフォルニア大学ロサンゼルス校、オックスフォード大学エクセターカレッジ |
---|---|
ドイツ語圏 | トリアー大学 |
フランス語圏 | フランシュ・コンテ大学 |
イスパニア語圏 | 教皇立ハベリアナ大学 |