上智大学 大学院 グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻

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地域研究専攻の沿革

グローバル化の時代を迎え、新しい地域研究(エリア・スタディーズ)が必要とされています。上智大学はアジアおよびラテンアメリカ地域研究の拠点として内外で高い評価を受けてきましたが、1997年4月に大学院外国語学研究科にアジア諸地域およびラテンアメリカ地域を対象とする地域研究専攻を新設しました。

外国語学部アジア文化研究室、イスパニア語学科、ポルトガル語学科に所属する教員が中心となり、学内のアジア文化研究所、イベロアメリカ研究所、ポルトガル・ブラジル研究センターなどを中心とした研究の蓄積を背景に設立されました。この専攻ではアジア地域(東南アジア、南アジア、中東地域)とラテンアメリカの歴史、社会、文化、政治、経済、開発等を幅広くかつ専門的に学び、地域に関する高度な知識を身につけた専門家の養成を目標としています。

博士前期課程(1学年15名)修了者には「修士(地域研究)」、博士後期課程(1学年5名)修了者には「博士(地域研究)」の学位が授与されます。

地域研究専攻はまだ生まれたばかりです。従来のディシプリン中心の専攻とは異なり新しい学問領域であることから、方法論を確立する努力が必要とされ、また地域を内側から理解するために地域言語の習得が必須であるなど多くの課題をかかえています。それだけにチャレンジングな研究領域です。

2006年4月より、既設の外国語学研究科から国際関係論専攻、地域研究専攻、比較文化専攻を分離発展させ、国際関係論専攻、地域研究専攻、グローバル社会専攻の3専攻から成る「グローバル・スタディーズ研究科」を新たに開設しました。

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