小さい街だからこそ感じる人との繋がり

武石麗子

Servus! バイロイト大学へ留学している武石麗子です。

バイロイトという街をみなさん知っていますか?わたしは来るまで知りませんでした(笑)。
バイロイトはとても小さい街で、ショッピングモールは1つだけ、また、日本食レストラン(ベトナム人経営)も1つだけです。
こんな小さな町ですが、8月にワーグナーのオペラだけを公演する音楽祭がとても有名で、8年かけてもチケットが取れないほど一部では絶大な人気があるそうです。
音楽に興味がある人にはとても羨ましがられるのですが、わたしは全く音楽に興味がないため、この町はただの小さい街でしかありませんでした。

ですが、この小さい街だからこそ、人との繋がりを強く感じます。
人が少ないため、大学や街を歩くだけでも友達に会う機会が非常に多いです。スーパーで教授に声をかけられることも多々あります。覚えてくれていることを嬉しく思いつつ、いきなりドイツ語で声をかけられるため、未だにドギマギしてしまいます(笑)

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また、学校には様々な国からの学生がいますので、普段は誰かの家に集まって、その国々の料理を作ったり、ドイツの文化を真似てクリスマスクッキーを作ったりして、ドイツだけでなく、それ以外の国の良さも感じることができます。
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また、バイロイトはドイツのシベリアと呼ばれるほど寒く、マイナス15度の日などが多々あります。雪が膝下くらいまで積もることもあり、あまり雪が降らない埼玉県で育ったわたしには、この寒さは非常に辛かったです。
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冬も終わり暖かくなってくると、有名な音楽祭も始まります。街全体が賑わってくることを期待して、残りの半年もいろいろ発見しながら過ごしていきたいです。では、Tschüß!
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