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研究コース紹介

中東・アフリカ研究コース紹介

中東・アフリカ研究へのいざない

 中東やアフリカは日本から地理的にも文化的にも遠い地域として理解されがちです。しかし、外国語学部では両地域への知的関心を深めてほしいと願っています。現実には経済的に深い結びつきがあり、また有力な宗教のひとつであるイスラームは、グローバルな時代にあってさまざまな影響を私たちに与えています。国際社会においても重要な位置を占める両地域は、日本だけでなく、アメリカ、EU、中国をはじめ、世界の主要国家との関係をいっそう深めています。文化的にも魅力的なエリアであることはいうまでもありません。本研究コースでは現地に密着した地域研究を通して、中東・アフリカ地域の歴史・文化・社会・経済・宗教などについて具体的に学び、方法論も身につくように訓練します。

 教員は全員、中東やアフリカ各地で長いフィールドワークの経験を持ち、それを十分に活かした講義や演習をおこないます。学生各人の「問いかけ」が適切に深められるよう、導入科目から演習科目まで、さまざまな科目が用意されています。各教員による演習科目もあり、いっそう研究を深めて各自の研究テーマを卒業論文としてまとめます。 

 より深く学ぶために、外国語学部で学ぶ専攻言語に加え、中東や内陸アジア、アフリカ地域で使われているアラビア語、トルコ語、ペルシア語、スワヒリ語などの諸言語を全学共通科目あるいは学科科目・その他として履修することも可能です。

中東・アフリカ研究コースの教育・研究上の理念

(1)内陸アジア(イランなど)を含む中東、およびアフリカ地域の歴史、社会、経済、文化、宗教等の理解を深めるための基礎知識と応用知識が身につくように指導し、学術方法論に関する訓練を行います。

(2)各自が自ら学術的な「問いかけ」を見つけ出せるように導き、その「問いかけ」に基づく研究を主体的に行えるよう適切に助言します。

(3)現地体験を重視し、各自が関心を持つ中東・アフリカの国々に実際に行き、一定期間の語学習得や現地調査・交流を行えるよう支援します。

(4)中東・アフリカ研究を通じてグローバルな視野を深め、職業人や知識人として日本とこれらの地域との未来の関係において貢献できるように導きます。

中東・アフリカ研究コースのカリキュラム

【導入科目】

 専門的な中東・アフリカ研究のベースとなる導入科目として、以下のような科目が開講されています。これらの科目の履修を通じて、まずは基礎力を養います。

<科目例>

「グローバル化と宗教」「グローバル化の人類学」「フィールドワーク論」

「宗教と文明」「中東研究概説」「アフリカ研究概説」

【コア科目】

 「導入科目」で得た基礎的な知識や研究のための方法論をベースにして、「コア科目」では、より高度で専門的な授業が開講されています。各自の知的「問いかけ」に基づき、これらの科目を積極的に履修してください。

<科目例>

「比較政治学」「国際政治経済論」「開発経済学」

「グローバル化と発展途上国」「中東イスラーム史(前近代)」「中東政治論」「中東社会論」「中東政治史」

「東方イスラーム世界論」「現代シーア派社会論」「民衆イスラーム論」

「イスラームとジェンダー」「中東イスラーム思想論」

「中東芸術論」「トルコ語圏研究」

「アフリカ史」「アフリカ政治論」「アフリカ国際協力論」「アフリカ社会経済論」「フランス語圏の歴史研究」「フランス語圏アフリカの社会と経済」「北アフリカ社会開発論」

「ポルトガル語圏アフリカ史」「アフロ・ブラジル文化論」「現代アフリカ研究特講」

「特講(イスラーム圏総合研究)」「特講(アフリカの社会と文化)」「特講(現代アフリカ)」

【演習科目】

 3、4年次で履修する「演習科目」では、教員から知識を得るという受動的な学習ではなく、各自が問題意識をもってテーマを設定し、それについての文献の収集と解読、実地調査などを行い、その結果に分析、考察を加えて、卒業論文にまとめていきます。研究コースでの研究をひとつの成果として結実させる、まさに大学生活の集大成の場です。

<科目例>

「演習(中東・アフリカ研究A)」「演習(中東・アフリカ研究B)」

「演習(中東・アフリカ研究C)」「演習(中東・アフリカ研究D)」

「演習(中東・アフリカ研究E)」「演習(フランス語圏の歴史研究)」

「演習(ルゾフォニア研究)」「演習(アフロ・ブラジル研究)」

「演習(北アフリカ社会経済)」

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