歴史学研究会近代史部会『「他者」たちの農業史』書評会が1月31日(土)早稲田大学戸山キャンパスで開催されます

2015.01.05
歴史学研究会近代史部会例会

安岡 健一『「他者」たちの農業史』書評会

本科研チームから安岡健一氏(著者)と蘭信三氏(書評者)が参加します。

[書評者] 
鄭 栄桓氏(明治学院大学・在日朝鮮人史、朝鮮近現代史)
蘭 信三氏(上智大学・国際社会学、歴史社会学)
[応答]
安岡 健一氏(著者・飯田市歴史研究所)

《日時》
2015年1月31日(土)13時~
《会場》
早稲田大学・戸山キャンパス 36号館6階 36-681教室


《開催主旨》
安岡健一『「他者」たちの農業史――在日朝鮮人・疎開者・開拓農民・海外移民』(京都大学学術出版会、2014年)は、戦争と植民地支配、市場の発達にともなって生じた帝国日本の変化を、〈人と土地との結びつき〉に着目して描いた。本書は、農業史に留まらず、自己と「他者」の境界線および人の移動を巨視的に追い、〈国民国家論〉〈帝国史〉にも一石を投じるものである。今回は歴史学研究会近代史部会例会として、帝国日本の再編と朝鮮人の関係を新たに論じている鄭栄桓さん、日本帝国の形成と崩壊にともなう人口移動について長年研究に携わってきた蘭信三さんに書評をお願いした。広く歴史学(農業史・日本史・東アジア史)および人種・エスニシティ論、移民研究、国際関係にまたがる議論を試みたい。


*どなたでも参加できます。
*参加費は資料代として実費をいただきます。


主催:歴史学研究会近代史部会

連絡先:rekiken.kindai★gmail.com(★を@に置換してください)

詳細はこちら

他者たちの農業史チラシPNG

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