公開研究会「戦場体験を受け継ぐということ」
日時: 2015年7月2日(木)10時30分~12時30分
会場: 上智大学四谷キャンパス2号館5階510室
プログラム(10時30分~12時30分)
(1)「戦場体験を受け継ぐということ」
遠藤美幸(神田外語大学)
(2)質疑
1944年9月、雲南省拉孟(らもう)で中国軍4万人と闘った日本軍1300人が全滅した。奇縁に導かれた四半世紀以上の拉孟研究の軌跡と、十数年にわたる戦場体験の聞き取りから見えてきた拉孟戦の多面的で矛盾に満ちた凄惨な戦場の姿をお伝えします。 戦後70年を迎えたいま、直接戦場を体験した方の証言にどのように向き合い、次世代にどう伝えていけばよいか、戦場体験を受け継ぐことの意味を皆さんと考えてみたいと思います。
報告者プロフィール
1963年秋田県生まれ。1982年から88年まで日本航空(株)国際線客室乗務員として勤務。1995年慶應義塾大学経済学研究科博士課程修了。現在、神田外語大学非常勤講師(歴史学)。大学では近代イギリス史を担当。主著に『「戦場体験」を受け継ぐということ』高文研、2014年。
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