講演会

パネルトーク「ワールドカップブラジル大会を終えて—熱く燃え一体感を強めたラテンアメリカ—」

講師

パネリスト:ジェオルトン・ブランキニョ(メルコスール観光局東京局長)、アルベルト松本(イデア・ネットワーク代表取締役)、増岡宏司(農林水産省、元在コロンビア日本大使館書記官、同国サッカー文化に精通)
ゲスト:市之瀬敦(上智大学ヨーロッパ研究所所長)
モデレータ:堀坂浩太郎(イベロアメリカ研究所名誉所員)

日時2014年7月17日(木)午後 5 時 00 分~7 時 00 分
場所

上智大学中央図書館 8 階 821 会議室

使用言語

日本語

参加費・予約

参加費無料/予約不要

主催・後援・共催

主催: 上智大学イベロアメリカ研究所

概要

2014 年 FIFA ワールドカップは、ブラジル開催という地の利があるかもしれませんが、中南米チームの躍進はめざましく、連日私たちも TV 釘付けで観戦をしてきました。はるか遠いブラジル各地で繰り広げられる試合中継を通して、サッカー選手の熱闘と技量だけでなく、同じ大陸とはいえ決して移動が容易ではないラテンアメリカ諸国からつめかけたサポーターの熱意にも圧倒されるものがありました。
このたびイベロアメリカ研究所では、サッカーW 杯ブラジル大会を通して、ラテンアメリカ諸国がいかにその地域的緊密度を高めたか、また私たちのラテンアメリカ観がどのように変わってきたか、語り合う機会をカジュアルな「パネルトーク」形式で設けました。サッカーの技術面での解説ではなく、むしろサッカーがもつ求心力が、ラテンアメリカの人々の地域的緊密化にどのようにつながったか、またそうした圧倒的なラテンアメリカ地域性の存在感が日本の私たちの心にどのように響き、ラ
テンアメリカ観、中南米観をどのように変えつつあるか、といった切り口で語っていただきます。
サッカー好きの学生諸君にもフロアから自由に発言していただければと思います。ワールドカップブラジル大会、その熱気が私たちのもつラテンアメリカ・イメージにもたらしたものは何だったのか、またこれからのラテンアメリカ諸国の結束力はどういった方向に向かうのか、皆さんとともに語りたいと思います。どうぞお気軽にご来場ください。

ポスター画像

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