講師 | Dr. Carlo Nasi(コロンビア、ロスアンデス大学) |
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日時 | 2015年6月4日午後5時00分~7時00分 |
場所 | 上智大学中央図書館8階821会議室 |
使用言語 | スペイン語(通訳なし) |
参加費/予約 | 参加費無料/予約不要 |
概要 | 1982年から2002年の間、コロンビアでは4期にわたり異なる大統領が非合法武装グループと和平対話を展開しましたが、そのうちバルコ政権、それに続くガビリア政権のみが、いくつかのゲリラ組織と(比較的)継続性のある和平合意を結ぶに至りました。和平合意は、最初は「4月19日運動(M-19)」と、のちに「解放人民軍 (EPL)」「労働者革命党(PRT)」ほか複数の武装組織とも結ばれました。しかし、その一方で、和平合意に調印しなかったゲリラグループは武装紛争を続行したのです。和平合意の「成果」は部分的なものに過ぎず、コロンビアで最大規模の兵力を誇った「コロンビア革命軍(FARC)」と民族解放軍(ELN)が戦争を続けてきました。現在、サントス大統領は新たな和平交渉をFARCと展開しています。その交渉過程ではかつてなかった目に見張る進展がみられますが、他方、障害や課題も数多くあります。 |
主催/協力 | 主催: 上智大学イベロアメリカ研究所 |
ポスター画像 |