2012年03月01日 10:57:14
全世界に衝撃を与えたチュニジア・ジャスミン革命から1年がたち、チュニジアは新しい国家体制の形成へと歩み始めました。しかし、シリアでは内乱の様相を呈し、多くの人が隣国レバノンに避難しております。アラブ革命の行方はまだ不透明といえるでしょう。 このような状況を踏まえ、アジア文化研究所では、レバノンから杉田聖子氏(ユネスコ・ベイルート事務所)、チュニジアからトゥーハミ・アブドゥーリ氏(チュニジア政府ヨーロッパ担当特命大臣)をお招きし下記の講演会を開催いたします。 本講演会では、チュニジア革命の背景をあらためて検討するとともに、シリアや中東諸国全体の将来についてもお話しいただきます。 なお、アブドゥーリ教授は、革命の発端の地となったSidi Bouzidのご出身です。