研究会・講演会など

【報告】著者と語るシリーズ② 『Redemption and Revolution』 を語る

報告 著者と語るシリーズの第二回目は、佐々木一惠先生(法政大学准教授)をお迎えし、先生の近著『Redemption and Revolution』についてお話しいただきました。まず、ご著書の概略を説明していただきました。その後、テーマと歴史学的な課題について解説し、「新しい女」を研究する契機について、お話しがありました。一国の歴史から多国間の歴史へと視座が変化した、歴史学のパラダイムシフトが、背景にあることがわかりました。加えて、実際に執筆する際に生じた困難についても言及され、この本の成り立ちを具体的なエピソードとともに説明していただきました。特に、多くの資料を如何にまとめ上げるか、先行研究に自分の議論をどう位置づけるかという、研究をするときには必ず直面する苦悩に、先生も苛まれていたことを知ったことは、おそらく参加者の学生にとって、「励み」になったのではないでしょうか。こうした苦労の先に『Redemption and Revolution』のような優れた書籍が出来上がるという、執筆のプロセスに触れることが出来たと思います。質疑応答も活発に行われ、有意義な時間でした。(報告者:皆川祐太、文学研究科英米文学専攻博士後期課程3年)
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テーマ  著者と語るシリーズ②『Redemption and Revolution』を語る
日時  2017年11月13日(月)17:00-18:30
場所  上智大学2号館 2-421号室 
使用言語  日本語
講師

佐々木一恵(法政大学准教授)

著者をお招きしての講演会シリーズを開催しています。第2回目は『Redemption and Revolution』を取り上げて、本の成り立ちや著作の背景などをお話しいただきます。
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