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- 「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会2014年度第2回研究会のお知らせ (2014年12月13日(土)上智大学) 主催:上智大学イスラーム研究センター
共催:早稲田大学イスラーム地域研究機構
上智大学イスラーム研究センターでは、早稲田大学と上智大学との間の学術協定の締結に基づき、2014年度から研究プロジェクト「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」(代表:私市正年)を開始いたしました。
2014年度の第2回研究会を以下のように開催いたします。皆様ふるってご参加下さい。
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「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」研究会
第2回研究会
報告者:黒田 祐我(信州大学人文学部 准教授)
報告題名「信仰を替えることの意味―中世スペインの事例―」
コメンテータ:渡邊 祥子(アジア経済研究所 研究員)
日時:2014年12月13日(土) 15:00-17:00
会場:上智大学「市ヶ谷」キャンパス 研究棟6階会議室
(JR中央線、東京メトロ有楽町線・南北線、都営地下鉄新宿線市ヶ谷駅 徒歩5分
または東京メトロ有楽町線麹町駅 徒歩5分)
*四谷キャンパスではございませんのでご注意ください。正門を入ってすぐ右手の建物です。また、エレベーターは5階までとなっておりますので、その先6階へは階段をご利用ください。
郵便局は、やや奥まった場所にございますので、ガソリンスタンドと河合塾のある交差点を、それらと反対側にお入りください。
要旨
我々は、現在の状況から考えて、キリスト教からイスラームへ、あるいはその逆へと改宗することが多大な困難を伴うと想像してしまう。ましてや、十字軍やジハードといった「聖戦」が注目されがちな中世という古い時代においては、なおさらのことであったと即断しがちである。
本報告は、ちょうど両信徒が混住し、接触を繰り返していた中世のイベリア半島を舞台として、改宗することは可能であったのか?そして可能であったのであれば、その歴史的意義とは如何なるものであったのかを、具体的な事例を提示しながら、現代アフリカ世界の混沌とした状況を議論していくための歴史的枠組みを提示することを目指すものである。
*会場の警備の関係から、ご参加の方は12月5日(金)までにメールでお名前とご所属をご連絡ください。
上智大学イスラーム研究センター
大学間連携等による共同研究
「アジア・アフリカにおける諸宗教の関係の歴史と現状」事務局
asia-africa@sophia.ac.jp
(スパム対策のため、@が全角となっております)
03-3238-4073/4074