やむをえず授業に欠席する場合には、次のことに留意して下さい。
上智大学では、継続する2年間で計32単位を取得できないと、退学処分となる(学則第40条)。ただし、休学した年度はこれに算入しない。
また1・2年次で多くの単位を取得した結果、3・4年次での取得単位が少なくなったような場合には救済措置がある。
2年次生には救済措置はないので、32単位取得が不可能な場合は、休学・自主退学・強制退学のいずれかしかない。
原則として、各授業の3分の1以上欠席した場合には、その科目の単位は取得できない。
特に一般外国語科目は、85%以上出席しないと単位を与えないことが原則となっている。
やむを得ぬ事情での欠席や遅刻などであっても、その扱いは担当教員によって異なる場合がある。
就職活動やクラブ活動などを理由とする場合でも、連続欠席は認められない場合が多い。
授業に欠席することが事前にわかっている場合には、あらかじめ担当教員に連絡する。
休学する場合には、次のことに留意して下さい。
休学には、通年休学、前期休学、後期休学がある。
通算・連続の休学可能年数とそれぞれの休学願提出期間(〆切:5月前期・通年、11月後期)が定められている。
けがや疾病によって長期に欠席することが確実であり、かつ取得単位数が少ないが、上記の学則40条による退学を望まない場合には、休学あるいは自主退学の手続きを考慮する必要がある。
これらの手続きは自己責任であり、休学は休学願の提出期間を過ぎてしまうと救済措置は原則として不可能である。
気がかりな場合には事前に哲学研究室に連絡すること。
退学の場合も複数の方法および再入学などの機会があるので、かならず学科長ないし哲学研究室に相談すること。