文科省事業として本学の取り組み「アフリカ地域研究文献集成」が採択されました。
平成28年度文部科学省補助事業（教育・研究装置及び教育基盤・研究設備の整備に対する補助）として、 本学大学院グローバル・スタディーズ研究科から申請した「アフリカ地域研究文献集成」が採択されました。
上智大学においてアフリカ・中東に関する包括的な統計資料や史料を利用することが可能となりました。
地域研究専攻のアフリカ・中東地域研究担当教員及び院生の研究に資するこの文献集成に、 大きな期待が寄せられています。
「アフリカ地域研究文献集成」の内訳は以下になります。
・アフリカ諸国公式統計資料集成
・米国国務省文書：ナイジェリア、ガーナ、サブサハラアフリカ地域のフランス植民地
・中東・北アフリカ開発関係資料
上記の資料は国内でも限られた大学や研究機関でのみ利用可能な貴重な資料です。
特に「アフリカ諸国公式統計資料集成」は、アフリカ諸国45か国の植民地時代から独立後の1970年代に至る 公式統計資料（年鑑・概要他）です。
アフリカ研究の基礎的資料は、歴史的につながりの薄い日本では入手が困難ですが、本資料は植民地時代から 独立直後の時期に特化したアフリカ大陸全体を網羅した統計資料であり、本研究科におけるアフリカ研究の 基盤強化を図ることになります。
これら資料はマイクロフィッシュ、マイクロフィルムの形式で2017年4月以降、順次上智大学図書館において 利用可能となる予定です。
文部科学省関連ページ
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1266938.htm