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授業紹介:アメリカ研究

担当教員:前嶋和弘
カテゴリ:専門(300シリーズ)
レポート日:2016/7/26

FGSの学生は普段どのような科目を履修し、どのようなことを学んでいるのでしょうか。
今回は前嶋先生による科目「アメリカ研究」をご紹介します。

授業紹介:アメリカ研究 前嶋和弘

教員からのコメント

「アメリカ研究」はアメリカ政治・外交、およびその背景にある歴史・文化・社会についての包括的な理解を目指しています。この目標は同じく担当している「アメリカ政治外交1、2」も同じです。「アメリカ政治外交1、2」の方はアメリカの政治文化を検証した後に、遠方議会や大統領、利益団体などのアメリカ政治のアクターなどを個々に分析していきますが、「アメリカ研究」ではアメリカの民主主義的な発展や国家観、社会の変化の変遷について、アメリカの大統領を縦糸にして検証しています。つまり、アメリカの政治史に力点を置いたクラスです。

ただ、単なる政治史ではなく、政治的な争点、当時の大統領選挙、大統領のリーダーシップや社会の状況などに焦点を置き、それぞれの時代の政治文化を検証しています。特に第二次大戦後の時代には重点を置くほか、常に現在のアメリカの政治との関連という観点からふりかえることを心がけています。人種・エスニシティ、宗教、地理的な多様性などのアメリカという社会の特徴と政治との関連の位置づけにも注意を払うほか、マスメディアの影響などについても言及します。アメリカの政治を理解するとともに、日本との比較の視点も失わず、「アメリカ政治を研究することで日本の政治を知る」ことも目指しています。

私のどの授業でも同じですが、「講義」というよりも準演習的な内容です。毎回のリアクションペーパーなどを通じ、教員と学生、学生相互が双方向で意見を交わすことを狙っています。クラスは生き物です。学生との相互作業で、学生の反応を見て、授業の内容を柔軟に変更しています。それでも最終的には授業の最終回までにこの授業で学ぶべきことはほぼすべて網羅します。学生の積極的な参加が大前提で、「クラスは学生の皆さんが造るもの」だといつも思っています。

学生からの声

・歴代のアメリカ大統領を比較する授業です。彼らの性格、政策を通してアメリカが行う外交の歴史を学びます。またアメリカ大統領を通して世界とアメリカがどのように繋がっていくのかについても理解を深めることができます。(大野萌音/ 総合グローバル学科3年)

・建国後わずか240年で「覇権国」と呼ばれるほどのパワーを持った国家・アメリカが、どのような歴史を辿ってきたのか興味を持ちました。また国際政治学を専攻している身として、昨今のグローバル化を形成・牽引してきたアメリカを深く知りたいという思いもありました。(小沼詩帆/ 総合グローバル学科3年)

・この講義の魅力はなんと言っても教授の人柄、そしてインタラクティブな講義スタイルです。私たち学生の考えを尊重してもらえることはもちろんのこと、教授とのコミュニケーションを通して更に理解を深めることができます。(山中里紗/ 総合グローバル学科3年)

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