学部での学び

特色

国際関係論×地域研究=グローバル・スタディーズ

FGSの研究と教育は、「国際関係論」と「地域研究」、この二つを融合させた「グローバル・スタディーズ」を三位一体として探求することで、グローバル化した世界を立体的に捉えることをめざします。「国際関係論」は全体を観るグローバルな視点ですが、個々の問題が顕在化するのは地域の現場です。一方、「地域研究」は地域の現場を観るローカルな視点ですが、そこで顕在化する問題の多くはグローバルな事象との関わりを持つものです。従って、この二つの視点を併せ持つことで、世界をより立体的に、そしていきいきと理解することができるのです。

上智大学ならではの「国際関係論」

この領域は、学際的であると同時に、グローバル化との関連を積極的に取り入れた構成になっています。

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政治、経済、社会の幅広い分野にわたってグローバル化と諸学問との関わりを問う

科目名(例) グローバル化と政治学、グローバル化と経済学、グローバル社会学

グローバル化と直接関連付けられたテーマに取り組む

科目名(例) グローバル・ガバナンス論、グローバリゼーションと市民社会、グローバル化と発展途上国

グローバル秩序の形成に際立った影響力を持つ国や国際機関を扱う(アメリカ、中国、国連など)

科目名(例) アメリカ政治外交1・2、中国政治外交1・2、EUと紛争解決

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上智大学ならではの「地域研究」

FGSの「地域研究」は人々の暮らしの現場へと入り込みながら、その地域の文化、政治、経済などを深く学んでゆく実践的なものです。

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学問分野

考古学、歴史学、人類学、政治学、社会学等の学問分野を基礎として、地域社会や今を生きる人々を扱い、グローバル化が加速する国際社会の中の特定地域について学んでいきます。

研究の対象とする地域

日本のみならず世界の成長エンジンとなりつつあるアジアと中東・アフリカに軸足を置いています。中国・日本・韓国などの東アジア、カンボジア・タイ・マレーシア・インドネシア・東ティモールなどの東南アジア、インド・ネパールなどの南アジア、そしてイランとトルコからアラビア海を抜け、エジプトや東アフリカ、中部アフリカを対象地域とする教員を擁しています。


外国語学部との連携

地域研究系をマイナーにする場合(国際関係論系からメジャー領域を選択)、外国語学部で開講されている「北米研究コース」「ヨーロッパ研究コース」 「ラテンアメリカ研究コース」「ロシア・ユーラシア研究コース」をマイナー分野とすることもできます。

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柔軟に選べる学びの機会

FGSでは、国際関係論の下に「国際政治論」と「市民社会・国際協力論」、地域研究の下に「アジア研究」と「中東・アフリカ研究」という、二つの学問分野(系)と四つの領域を用意しています。学生諸君は、自らが描く将来の職業像に合わせて、「メジャー」「マイナー」を柔軟に組み合わせることができるだけでなく、学ぶ力点を変えることができます。

綿密かつ体系的に構成されたカリキュラム

開講科目は、学修の順序やレベルを踏まえ、入門、基礎、専門、応用の四つのグループに分けられた上で、100台から400台までの番号が振られています。これはナンバリングと呼ばれ、欧米の大学で始まり、日本でも定着しつつある仕組みです。詳細は、「カリキュラム」ページへ。

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留学を積極的にサポート

2~4年次生で海外を含む多様な場でのフィールドワークやインターンシップなどを自主研究科目として設定できる仕組みをととのえています。留学から帰国後の単位認定や履修指導を丁寧に行っています。

学部の壁を越えた学際的な学び

上智大学では、学部の壁を越えた科目選択を通じて、学際的な学びを奨励していることから、外国語学部や国際教養学部の授業を履修し、そこで修得した単位を卒業単位にすることができます。さらにその他の学部の授業も積極的に履修できます。

理論と経験を併せ持つプロフェッショナルな教員による指導

FGSでは、高度かつ最先端の理論的な裏付けとともに、国際的な機関やNGOとの協働や現場での実務経験を有する教員が、自らの全てをもって、一人ひとりの学生諸君に働きかけてゆきます。こうした教員の熱意も、FGSならではの学びの特色です。

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グローバル教育100年の蓄積を礎に

上智の精神(沿革)

大学ホームページより、建学からの現在に至る取り組みについて、こちらよりご覧いただけます。


グローバル教育・留学、言語教育

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